AKB48の高橋みなみ、横山由依、加藤玲奈、入山杏奈が4日、都内で行われた日本赤十字社「赤十字を知ってほしい。もっと。」キャンペーン発表会に出席。「第4回AKB48選抜総選挙」が2日後に迫るなか、しっかりと赤十字のPRに努めたが、さすがの高橋も最後には「緊張してきました」。大胆コメントを求める報道陣に苦笑いしつつも、「みんなセンターを狙っているわけで、私もやるからには狙っていかなきゃ」と意気込んだ。
高橋は、過去3年の総選挙で5位、6位、7位とひとつずつ順位を下げてきた。絶対的エースの前田敦子が抜けた今年は、順位アップが期待され、5月23日に発表された速報では5位。「ひとつでも順位が上がったら嬉しい」。AKB48のリーダー的存在として、姉妹グループ含めた総勢237人を見守る立場にもあり「(全体が)どういう順位になるのか、私自身も楽しみ」と笑顔で話した。
AKB48の27枚目のシングルを歌う選抜メンバーを決める「第4回AKB48選抜総選挙」は、6月6日夜に東京・日本武道館で開票され、地上波テレビやインターネットで生中継もされる。横山は速報12位から、加藤と入山は65位以下の圏外から上位進出を狙う。残り2日間、横山は「まだまだわかりません」。
若者層に圧倒的な影響力を誇るAKB48。日本赤十字社のオフィシャルメッセンジャーに2年連続で起用され、テレビCMやWEBサイトなどを通じ、同世代に対し赤十字の活動をわかりやすく伝えていく。一部では「赤十字は震災義援金から手数料をとっている」といった誤った情報も流れる。赤十字の救護服に身を包んだ高橋は「笑顔のために活動するAKB48と赤十字の志は同じです」と力を込め、赤十字の正しい理解を呼びかけた。