お笑いタレント・友近がベテラン演歌歌手・水谷千重子に扮し29日、全国ツアー「演歌ひとすじ40周年記念リサイタル」東京公演を渋谷区文化総合センター大和田さくらホールで行った。
水谷は友近の親しい友人という設定。公演前に会見した友近は、一般男性と順調交際が伝えられる自身の近況について「(彼氏とは)離れて暮らしていて、しょっちゅう会えないみたい。だから、会うときはずっと手をつないでいるんだって」と、水谷のキャラを借りて報告。彼氏は公演を見に来る? と聞かれ「バタバタしているみたいだから、来ないと思うわ。そりゃ見に来てもらいたい……」と乙女心をのぞかせた。
前日の公演には、母親の生活保護費受給問題の渦中にある次長課長の河本準一がゲスト出演。友近は、水谷になりきったまま「(河本は)元気ないのかなって思ったけれど、舞台が始まるとプロでビシッとしてくれた。やっぱり芸人さん。スイッチが入ると違ったわ」。座長として団員を労った。
友近は、自身のネタに登場する水谷名義でシングル「人生かぞえ歌」を5月16日に発売。中村繁之、山田まりあに吉本所属芸人を加えた“千重子一座”を率い、同19日の大阪公演より全国リサイタルツアーをスタート。6月10日の愛媛公演まで全国6都市をめぐる。各会場で大物特別ゲストと競演、この日はブラザー・コーンが登場した。