元衆議院議員でタレントの杉村太蔵とAKB48の河西智美が24日、フジテレビ系の新ゲーム番組シリーズ「戦闘中」(初回・5月19日午後9時)を都内の同局でPRした。人気の「逃走中」に続くシリーズで、テーマは“戦闘”。ボールを当て合うサバイバルゲームで賞金を争う。河西はゲーム中で元野球選手の清原和博氏と戦闘したといい「だって、体が大きくてボールが当てやすそうだったから……」と笑わせた。
「戦闘中」は、2004年に始まり不定期特番ながら熱烈ファンを多数生みだしたヒットシリーズ「逃走中」のスタッフが満を持して仕掛ける新作。「逃走中」では、人気タレントたちの心理逃走劇を絶妙に描写し“アジア版国際エミー賞”と呼ばれる「アジアン・テレビジョン・アワード2009」でゲーム・ショー部門を受賞したが、「戦闘中」はさらに手に汗握る壮絶バトルロワイヤルを演出する。
大きな違いは、完全個人戦になること。「逃亡中」では“ハンター”と呼ばれる追っ手から逃げ切るため出演者同士が協力する場面もあったが、「戦闘中」では初めから全員が敵同士。武器となる“バトルボール”を命中させることで相手をゲームから脱落させていき、勝ち残ったひとりが賞金を獲得できるというルール。戦闘アンドロイド“忍”が味方や敵として登場するなど、単純な体力勝負だけでなく頭脳も求められる。
初回は、賞金総額510万円をかけ、杉村、河西、清原氏ら17人が参加した。「逃走中」にも出演していた杉村は「『逃走中』よりもはるかに戦略が求められる。河西さんと清原さんなら、どう考えても清原さんが有利だと思うでしょう? でも、そうじゃないんです」と熱弁。河西は屈強な“忍”に助けられたといい「忍はお金を出して買うか、相手から奪うこともできるんです。味方になったら心強いんですよ!」と話していた。