歌手で俳優の及川光博が“ガンダム愛”を熱く語った。アニメ専門チャンネル「アニマックス」のゴールデンウィーク特別企画「GWはGUNDAM WEEK」に絡めた解説ミニ番組に出演することになり11日、都内で行われた収録に参加。「ガンダムは人生の教科書。血肉の一部。語りきれないよ~」と興奮気味に報道陣に応対した。
第1作の放送が1979年にスタート以来、現在まで圧倒的な人気を誇るロボットアニメ「機動戦士ガンダム」シリーズ。及川は「第1作当時、僕は小学校4年生だったかな。第1話からテレビの前で見てきました。かれこれ30年以上も好きな作品ですよ」とまくし立てた。
好きなシーンを聞かれ「挙げるとキリがない……。何度も見直して今でも涙にじむのは、第1作でガルマ・ザビが特攻して壮絶な最期を迎えるところ」と明かした。好きなキャラクターも「やっぱりガルマ・ザビだね」といい、「…シャア、謀ったな、シャア。私とてザビ家の男だ、無駄死にはしない。ジオン公国に栄光あれーっ!」と熱演。「楽しいお仕事だなー」と満面の笑みを浮かべていた。
アニマックスでは、4月30日から5月6日までのGW期間中に「劇場版 機動戦士ガンダムI、II、III」「劇場版 機動戦士ZガンダムI、II、III」「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」など、宇宙世紀をベースとする長編全15作品を一挙放送する。「ガンダムUC」のepisode4はテレビ初放送。連日解説ミニ番組に出演する及川は、連休を自宅で過ごす大人たちへ「組織内でどう自分を生かすかのヒントが散りばめられています」とアピール。
特別企画は、BSスカパー!とも連動する。同チャンネルでは、4月14日から3週にわたってテレビ第1作全43話が放送され、アニマックスと合わせて楽しめる仕掛けになる。