人気子役の鈴木福が、ガチャピンとムックでおなじみの子ども向け番組「beポンキッキーズ」(BSフジ)に4月よりレギュラー出演することになった。13日、都内の同局で発表会見が行われ、昨年放送のドラマ「マルモのおきて」(フジテレビ系)で“犬”のムックと共演してお茶の間を癒した7歳児が“本家”ムックと並んだ。同い年・谷花音との新コンビで、長寿番組シリーズ史上最年少のメインキャストを務める。
「マルモのおきて」に登場した犬がムックと命名されたのは、その容姿がポンキッキシリーズのムックに似ていたから。愛犬の名前の由来となったガチャピンとムックについて、鈴木は「ドラマの前から知っていたよ」とアピール。大きな元祖ムックに初めて触れた感想を「すごいフサフサでびっくりしました!」と興奮気味に明かした。
鈴木と一緒に番組を盛り上げる谷は、昨年に「美しい隣人」「名前をなくした女神」「全開ガール」(いずれもフジテレビ系)と立て続けにドラマ出演し注目を浴びる存在。鈴木は「僕と花音ちゃんは3歳のときからお友達なんです。力を合わせて頑張ります」とガッツポーズ。谷も「福くんとは初めて一緒の(レギュラーの)お仕事。精一杯頑張りたいです」と元気いっぱい。「マルモ」の鈴木&芦田愛菜の続く名コンビ誕生を予感させた。
ポンキッキシリーズは、1973年にフジテレビ系地上波で「ひらけ!ポンキッキ」としてスタート。2008年からはBSフジで放送されている。数回の番組名変更を経て、昨年から現在の番組名に。来年でシリーズ40周年を迎えるにあたり、過去には歌手の安室奈美恵、V6の井ノ原快彦、お笑いコンビ・爆笑問題らが担ってきたメインキャストを弱冠7歳の2人が任された。
鈴木と谷をサポートするのは、ガチャピンとムックのほか、お笑いコンビ・アリtoキリギリスの石井正則、演歌歌手のジェロ、俳優の温水洋一、パフォーマンスユニット・が~まるちょば、タレントの南明奈ら“beポン・ファミリー”の面々。番組内容には“論語”が本格的に取り入れられ、各種イベントとの連動など、40周年に向けさまざまな試みが予定されている。毎週月曜から金曜の朝7時30分放送中で、鈴木と谷の出演は4月2日から。