韓国の7人組ガールズグループ「T-ARA(ティアラ)」が1日、東京・SHIBUYA109前でサプライズライブを敢行したが、想定以上の観衆が集まり、新曲「Roly-Poly」を披露しただけでやむなく中止になった。わずか5分ほどのステージ。メンバーは、申し訳なさげに「ありがとうございます」と一礼して去った。
K‐POPアイドルの突然の登場に騒然。当初は30分のイベントが予定されていたが、1曲目を終えた段階で、続行は危険と判断された。同所では、おととし「KARA」が日本デビューに合わせゲリラライブを行い、同じようにイベントが途中で打ち切られている。
「T‐ARA」は、本国でブレイク後、昨年9月に日本に本格進出。ファーストシングル「Bo Peep Bo Peep」で、海外グループ史上初のオリコン週間ランキング初登場1位を獲得。同11月に発売した、セカンドシングル「yayaya」もヒットを記録した。
“猫ダンス”“お祈りダンス”など、新曲ごとに特徴的な振付けで話題をふりまいてきたが、2月29日に発売されたサードシングル「Roly-Poly」は80年代レトロがコンセプト。ディスコ調の軽快なリズムに乗って、映画「サタデーナイト・フィーバー」を連想させるダンスで魅せる。
この日のライブは、ファッションブランド「moussy(マウジー)」のSHIBUYA109店リニューアルを記念して行われた。