大手芸能事務所のオスカープロモーションは7日、新人発掘オーディション「全日本国民的美少女コンテスト」を今年3年ぶりに実施すると発表した。武井咲、忽那汐里、剛力彩芽の旬な“3人娘”も同オーディション出身者。3人は、都内で行われた発表会見にそろい「自分に自信を持って応募してほしい。お会いできる日を楽しみにしています」と“未来の後輩”にエールを送った。
同オーディションは、同社所属の“元祖国民的美少女”後藤久美子をイメージキャラクターとして1987年にスタートし、過去に米倉涼子、上戸彩ら多数のスターを輩出。昨年そろってブレイクした武井、忽那、剛力もここから見出された。武井は2006年の第11回大会でモデル部門賞とマルチメディア賞をW受賞し、忽那も同じ大会で審査員特別賞に輝いた。2人より先輩の剛力は、2002年の第8回大会を経験している。
当時を振り返り、名古屋出身の武井は「東京でのコンテストは初めてで会場の(ホテルの)ケーキの値段にびっくりしたのを覚えてる」、オーストラリアからの帰国子女・忽那は「日本の同世代と触れあえる機会が貴重で楽しかった」と懐かしげ。剛力は「私は2次審査で落ちた」と笑いながら、「受賞しなくても可能性はあるので諦めないで」と強調した。
かつて米倉や上戸らがしてくれたように、今度は3人が夢を追う少女たちを支えてあげる順番。武井は「私もモデルになりたいとだけ考えてオーディションを受けた。大丈夫、夢は必ず伝わる」、忽那は「自分らしく輝いて。どんな方でもウェルカム」、剛力は「(オーディション後に)楽しかったと思えるよう自分を出し切って」と呼びかけた。
一昨年は行われず、昨年は東日本大震災の影響で延期を余儀なくされたため、今回は2009年以来となる第13回目の開催。ちょうど創設25周年の記念イヤー。日本だけでなく世界に羽ばたく“国民的美少女”の登場が期待される。対象者は12~20歳までの女性。募集期間は3月1日~5月25日。1次、2次、最終審査を経て、8月21日にホテル グランパシフィック LE DAIBAで開かれる本選大会で各賞が決まる。グランプリ受賞者には賞金200万円が授与されるほか、オスカープロモーションに所属し、映画出演、ドラマ出演、歌手デビューが約束される。