昨日のマイルチャンピオンシップは、武豊騎手が乗るトーセンラーが快勝。直線は目の覚めるようなキレ味鋭い末脚でしたね。ちなみに私の本命であるドナウブルーはスタートで遅れてシンガリから。レースが始まって数秒で終わってしまいました。
さて、この勝利で豊騎手はG1を100勝しました。当然のように本日のスポーツ紙はどこも大きく扱っており、豊騎手の100勝一覧を載せていました。
そんな中、私が注目したのはスポーツ報知。同紙もG1勝利一覧を載せていましたが、併せて「そのレースで何番人気だったか?」も載せているのです。それを眺めていると、あることに気づきました。
「5番人気以下がない…」
そう、豊騎手は、全て「4番人気まで」の馬でG1を勝っているのです(海外を除く)。半分以上は1番人気での勝利で、2番人気は16勝、3番人気は7勝、4番人気は10勝。それ以下はゼロ。ちなみに昨日のトーセンラーは2番人気でした。
豊騎手が人気薄でG1に出ること自体が珍しいですし、実力で劣る馬でも、豊騎手が乗るとたちまち人気になってしまうのですが、それにしても100勝のうち1つもないのですから、ある程度信憑性のあるデータではないでしょうか。
今週末はジャパンカップ。豊騎手は「101勝ができるよう頑張りたい」と話していますが、ジェンティルドンナ、ゴールドシップ、エイシンフラッシュが1~3番人気を占めると思われる中、さて騎乗馬のヒットザターゲットは、アンコイルドやアドマイヤラクティ、ナカヤマナイトあたりとの「4番人気争い」を制することができるのでしょうか。