WB『劇場版 魔法少女まどか~』“愛されていることを実感”と悠木碧
2013年10月29日
ワーナー・ブラザース映画配給『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語』が26日(土)公開され、前日の25日深夜には最速上映カウントダウンイベントも東京の新宿バルト9で実施された。
初日舞台挨拶には、キャストの悠木碧(鹿目まどか役)、斎藤千和(暁美ほむら役)、水橋かおり(巴マミ役)、喜多村英梨(美樹さやか役)、野中藍(佐倉杏子役)、加藤英美里(キュゥべえ役)、阿澄佳奈(百江なぎさ役)が登壇。朝からの雨にも関わらず、初回から大勢の観客が押し寄せ満席御礼となった。
上映前の舞台挨拶ということで、ネタばれ厳禁の戒厳令がしかれる中、「話したくても話せない!」というもどかしさと戦いながらも「朝からこんなにたくさんの人に集まっていただけて嬉しいです!」と悠木が挨拶をすると、斎藤も「やっとお届けできます。お待たせしました! 私たちができることはすべて映画に置いて来ています。そのすべてを見届けてください!」と興奮気味にコメント。不安とドキドキで昨夜眠れなかったという野中や、どうしても観客と一緒に映画を観たかったという水橋らも交え、それぞれが公開初日を迎えられたことに感激した様子だった。
舞台には、本作からの新キャラクターとして登場する百江なぎさ役の阿澄も登場し、「存分にまどかワールドを楽しんでもらえる作品になっていると思います。あまりにもネタバレになっちゃうから話せないけど…とにかくなぎさ役です!」と新キャラなぎさを力強くアピールし、場内の笑いを誘う場面もあった。
新作の完成を心待ちにしていた多くのファンを前に、舞台挨拶ではアフレコ時のエピソードも披露。前半と後半でパートを分けて撮影したのか?というMCからの質問には、「後半を教えてくれなかったんです。初めて最後まで物語を知った時は唖然としました」と悠木。それに対し斎藤は、「でも、その分前半はものすごく楽しかったですよね! あんなに幸せそうなほむらにキラキラしたまどか、楽しかったー」という意味深発言も。さやか役の喜多村は「劇中ではキーパーソンとして掘り下げてもらっています! もう残念なんて言わせない!!」と高らかに宣言し、場内は爆笑に包まれた。
最後に、公開を心待ちにしていたファンへ向けて、「みんなに支えられて今日のこの日を迎えられました。本当にこの作品が愛されていることを実感しています。役を演じているのは短い時間ですが、その時間に全力を込めました。そんな彼女たちの一生を皆さんに受け止めてもらえて嬉しく感じます」(悠木)など、それぞれがメッセージを送り、イベントを締め括った。
(C)Magica Quartet/Aniplex・Madoka Movie Project Rebellion