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七夕賞はラクリマに穴馬2頭で (vol.39)

平池記者の「競馬ときどき映画」

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七夕賞はラクリマに穴馬2頭で (vol.39)

2013年07月05日

 当欄では、(基本的に)毎週金曜に競馬の予想を載せています。今週のメインは日曜日にある七夕賞とプロキオンステークス。いつもなら2レースとも予想しますが、ちょっとプロキオンが難解…。というわけで、比較的自信のある七夕賞だけを予想したいと思います。

 軸として絶対的な信頼を置くのは、マイネルラクリマ。この馬、とにかくレースが上手い! 内の好位でジッと我慢して、直線はしっかり伸びてきます。見ていて、「きみ、お利口やな~」と感心します。

 前々走は同じ福島2000mで圧勝。前走にしても、仕掛けのタイミングが少し難しかったせいでリルダヴァルに敗れましたが、レースそのものは非常に安定感があって強かったです。

 不良巧者なので、馬場が悪くなるのは歓迎。でも、良馬場でも重賞を勝っているように、どんな条件でもへっちゃら。枠も4番と絶好の位置を確保し、もう万全! アクシデントでもない限り、3着を外すことはないと思います。

 さあ、ラクリマは1~2番人気が予想されるだけに、相手は人気薄を狙いたいところ。というわけで穴馬を2頭ピックアップします。

 特に推したいのはサトノパンサー。重賞挑戦で6、14、10着と苦戦が続きますが、勝ち馬から秒差は0.2秒、1.0秒、0.7秒と、そこまで大きく負けていない印象(すべてハンデ戦ではありますが)。

 しかも、3戦とも全て斤量は54kgでしたが、今回は53kgに減りました。ササ針休養で前走から4ヵ月休みましたが、これが良いリフレッシュになった模様で、追い切りの動きは非常に良かったようです。大穴メーカーの大庭騎手を鞍上に迎え、一発を狙います。

 もう1頭はマックスドリーム。この馬も休み明けですが、追い切りはヤル気満々で非常に良かった様子。大敗と好走を繰り返す、つかみどころがない馬ですが、函館を主戦場にしている古川騎手がこの馬のために福島に来るので、勝負気配を感じます。最近は夏のローカルで重賞を勝つイメージのある騎手ですからね、今回も期待したいです。


平池アイコン(サイト用).gif平池由典(ひらいけ・よしのり) 映画部記者 兼 サイト事業部所属
 映画・DVDの取材を担当しています。“宇宙人が攻めてくる系”映画が大好物。趣味は競馬と映画鑑賞。当コーナーでは、競馬と映画を中心に自由につぶやいていきますので、良かったらご覧ください。

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