UE『FASHION STORY~』、“私たちの初めてを捧げた作品”と本田翼
2012年11月19日
ユナイテッドエンタテインメント配給『FASHION STORY-Model-』が17日初日を迎え、映画初出演にして初主演の本田翼や、河北麻友子など出演現役モデルが華やかにシネ・リーブル池袋で舞台挨拶を行った。
舞台挨拶は本田、河北の他、東野佑美、大島なぎさ、福間文音、カロリナ、池田光咲、中村さやか監督の総勢8名で行われ、東野や大島など現役モデルたちがBGMにのって客席通路からファッションショーのステージさながらに登場し、観客にバラの花を渡すパフォーマンスを行うと、客席はおおいに盛り上がった。また、スタイル抜群なモデルたちの曲線美を目の当たりにしたマスコミからも多くのため息がもれ、たくさんのストロボがたかれていた。
本田(左写真の右)は「自分が演技を始めて間もない頃に撮った作品なので、とても思い入れ深い作品」と話し、役作りについては「監督と交換日記をして、家族構成や趣味・性格などを決めていった」と当時を振り返った。河北(左写真の左)は「この映画で純粋な恋模様を描くのは私の役だけだったので、すごいプレッシャーでした(笑)」と語ったが、「監督が自分と重ねられる部分を役に作ってくれたので、現場はとても楽しかったです」と述べた。
中村監督はオーディションで約600人の中から選んだ出演者について「選んだポイントは素直であること。現場では全員が本当に一生懸命頑張ってくれた」と語り、作品ついては「この作品は大したことは起きない。モデルたちの日常を描こうと思ったので、いかに生の顔を撮れるかにこだわった」と話した。
最後に本田は「これを見てモデルを身近に感じてもらいたい。少しでもみなさんの励みになったり勇気が出るものになれば」と話し、河北も同様に「モデルも普通の女の子。どこかで必ず共感できるところがあると思う」とした。
中村監督は「私を含めここにいるみんなはこれからがスタート。これを機にどんどん羽ばたいていきたい」と話すと、本田も「私や監督にとってのデビュー作でとても大切なもの。私たちの初めてを捧げた作品です」と感慨深く語った。