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東宝『もしも徳川家康が~』製作報告会に武内監督

【FREE】東宝『もしも徳川家康が~』製作報告会に武内監督

2024年04月23日
『もしも徳川家康が総理大臣になったら』製作報告会開催 『もしも徳川家康が総理大臣になったら』製作報告会開催

 東宝配給『もしも徳川家康が総理大臣になったら』の製作報告会が22日、東京・千代田区の帝国ホテルで開催され、武内英樹監督、出演の浜辺美波、赤楚衛二、GACKT、観月ありさ、竹中直人、野村萬斎が登壇した。

 ビジネス小説としては異例の大ヒットとなった同名小説(著:眞邊明人/発行:サンマーク出版)を映画化。コロナ禍真っ只中の日本を舞台に、AI・ホログラムによって復活した歴史上の偉人たちによる最強内閣を描くアルティメットヒーローエンターテイメント。

 武内監督は同作の映画化を決めた経緯について「色々な原作のオファーがあった中で、まずタイトルに惹かれた。歴史が好きだったということもあり、各時代から偉人が揃ったらとんでもない映像になるな(と思った)というのと、ビックリ箱のような面白い設定なんだけれども、読み終わったときに日本人として背筋が伸びるような、偉人たちが今の日本を見た時にどう思うだろうかと考え、(映画を)作りたいと考えた」と説明した。

 圧倒的な行動力と想像力でコロナに立ち向かう徳川家康役を演じた野村は「改めて江戸幕府が長く続いたという安定感。その前には信長、秀吉という時代があり、そして他の偉人たちもそれぞれの時代で、そこに知恵がある。それをうまく使って話が進んでいく。歴史好きも『ニヤリ』とするところが色々あると思う。そう来たかと。ハマりますよ」と作品に太鼓判を押し、主人公の新人記者を演じた浜辺は「現代で考えればあり得ないような設定を、劇場で体験して頂ける映画になっている。偉人だけではなく、現代の人も出てくるからこそ、老若男女楽しんで頂ける映画。武内監督が描く、豪華な、駆け抜けるようなエンターテイメント作品になっている」とアピールした。

 公開は7月26日(金)。製作は東宝、サンマーク出版、トライストーン・エンタテイメント、ローソングループ、秋田書店、クオラス、ニッポン放送。制作プロダクションはTOHOスタジオ。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。