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松竹『8年越し~』丸ピカで完成披露試写会

【FREE】松竹『8年越し~』丸ピカで完成披露試写会

2017年11月18日
 松竹配給『8年越しの花嫁~奇跡の実話~』(12月16日公開)の完成披露試写会が16日午後丸の内ピカデリー1で行われ、佐藤健、土屋太鳳、薬師丸ひろ子、杉本哲太、北村一輝、浜野謙太、中村ゆり、そして瀬々敬久監督が登壇した。各氏のコメントは次のとおり。

佐藤健(尚志役) みなさんに胸を張ってお届けできる作品ができました。尚志さんに実際にお会いしたのですが、とっても魅力的な方でした。ずっとニコニコされているような方で、僕はあんまり普段笑わず、笑う演技も苦手意識があったのでそこがハードルでした。本当にありがとうございました。この映画の主役は僕たちではなく、岡山に住む尚志さんと麻衣さんのカップルです。こんな奇跡を起こした人が実際にいるんだという気持ちでこの映画を観ていただけたら嬉しいです。

土屋太鳳(麻衣役) 麻衣さんの大切な8年間を演じさせていただきました。(麻衣さんは)女子力が高く、可愛らしく、お茶目で、すごく豪快な方でした。息子さんにお会いしたのですが、息子さんも本当にものすごく人懐こくて可愛くて、奇跡の向こうにあったのが、この時間なんだなと思いました。今回錚々たるキャストの方々の中でこういうふうにご挨拶させていただくのは恐縮なんですが、麻衣さんが生き抜いたからこその物語なので、麻衣さんの分も一緒にご挨拶したいなと思います。この作品はタイトルそのままです。言葉にならないすべてのものを全身全霊で愛を込めて演じました。どうか受け取ってください。

薬師丸ひろ子(麻衣の母・初美役) 演じていてもまさかこんな奇跡が起こるとは想像できないような日々でした。とても素敵なお話です。皆さんの心に留めていただければと思います。

杉本哲太(麻衣の父・浩二役) 愛と家族と命の物語です。ぜひご覧ください。「あまちゃん」の時は僕が薬師丸さんの役に一方的な思いを寄せていたので、今回は夫婦役を演じることができて良かったです。薬師丸さんと太鳳ちゃんが話している姿を見て、本当の親子なんじゃないかと思うくらいで、僕は2人をそっと見守るように演じればいいと思いました。

瀬々敬久監督 今日はこの日が公開に向けてこの映画の新たなスタートとなります。ぜひ応援してください。スーパーヒーローじゃない普通の人が困難に立ち向かう話なので、その演出をつけるため、キャストの皆さんには「もう一回!」と何回も言っていました。理由も言わず、キャストの皆さん、すみませんでした(笑)。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。