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WB『ひるね姫』完成披露に神山監督ら登壇

【FREE】WB『ひるね姫』完成披露に神山監督ら登壇

2017年03月01日
『ひるね姫』完成披露試写会 『ひるね姫』完成披露試写会

 WB配給『ひるね姫~知らないワタシの物語~』の完成披露試写会が27日夜、丸の内ピカデリーで実施され、出演の高畑充希、満島真之介、古田新太、前野朋哉、高橋英樹、江口洋介、監督の神山健治が登壇した。

 「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」「精霊の守り人」「東のエデン」『009 RE:CYBORG』等で知られる神山監督初の劇場オリジナルアニメ。最新作のテーマは「夢」。2020年夏、東京五輪3日前の岡山県倉敷市を舞台に、夢と現実がスリリングにクロスするロードムービーに仕上げた。

 唯一の特技「昼寝」を武器に旅に出る主人公・森川ココネ役の高畑はアフレコについて、「(夢の世界のココネ)エンシェン役も演じたが、監督から微妙に変化をつけるように言われ、難しかった」とし、「相手のいるお芝居とは、全く違う演じ方だった。(父親役を演じた)江口さんとは今日初めてお会いしたが、映画の中では家族なのにという、不思議な感覚で声を入れた」と声優の難しさを語った。そんな高畑の演技に対して、神山監督は、「信頼して演じて下さり、聴き惚れてしまった」と太鼓判を押した。

 当日は、“夢に隠された秘密を探る”ストーリーにちなみ、心理コンサルタントの晴香葉子先生が夢診断を披露する一幕もあった。高畑から、「アフレコ段階は忙しい時期で、みるみるうちに痩せていった」と言われた神山監督は、「最近の夢は覚えていない」と相談。これに対して、晴香先生が「今は脳も忙しい」と診断すると、神山監督の多忙さを目の当たりにしていた登壇ゲストから一斉に笑いが起きた。神山監督も、「でも、(多忙なことは)嬉しいです」と笑顔を見せた。3月18日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国公開。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。