深田恭子&寺島しのぶ、不仲説は“許さない”最強女バディ発進!
2014年10月16日
女優・深田恭子と寺島しのぶがダブル主演するTBS系連続ドラマ「女はそれを許さない」(10月21日~火曜午後10時)の発表会見が16日、都内の同局で行われ、最強女弁護士バディが発進した。深田が「胸がすくドラマをお届けしたい」と意気込めば、寺島は不仲説に“許さない”と勇み、ドラマ放送前から女の強さを見せつけた。
女性パワー全開のドラマ。深田演じる過去のトラウマから法廷に立てなくなった31歳ペーパー弁護士・岩崎麗(うらら)と、寺島演じるグレーな手法で弁護士会を追われた41歳セレブ弁護士・海老沢凛香がタッグ。それぞれ持ち味を生かし、女性被害者を救っていく。マタニティハラスメント(マタハラ)、結婚詐欺、痴漢などに向き合い、2人もまた弁護士として女性として成長していく。
初の弁護士役に挑む深田は「とてもやりがいある役。社会性あるテーマで楽しみ」と充実のよう。6年ぶりに民放の連ドラに登場する寺島も「深田さんと連日連夜撮影、楽しくやっています」と手応え十分。一方で、寺島は「シャキシャキした(性格の)役がまわって来がちだけど本当は苦手。きのうも4、5回NGを出してしまった……」と弱気な顔も明かし、笑わせた。
ドラマタイトルにちなみ「許せないことは?」と聞かれ、寺島は「(深田と)不仲と書かれた。根も葉もないうわさを書かないで! 本当に仲が悪かったら言いますから」ときっぱり。深田は「(報道を)知らなかった~」と驚いた。劇中と同様に絶妙なコンビで、深田は「(撮影現場に)差し入れがあるたびに食べてしまう自分が許せない。でも最近差し入れが少ないので、よろしくお願いします」とはにかんだ。
女性のドラマを、溝端淳平、吉沢悠、加藤雅也、竹中直人、松重豊、上川隆也と、強力な男性陣が支える。主人公2人の協力者からライバル役までさまざま。溝端が「女性は共感し、男性は女性の気持ちを勉強できるドラマ」とアピールすれば、加藤は「痛快なドラマの一方でサスペンスが進む」と物語の行方をチラリ。松重はゲイ役で「溝端くんがすごく好きになっている」といかつい顔で笑わせていた。
第1話はマタハラを題材にしたストーリー。ちょうど放送2日後の10月23日に現実社会で関心が高っているマタハラ訴訟の最高裁判決が言い渡されることもあり、注目を集めそうだ。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。