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「相棒 劇場版2」“水谷さんはチャップリン”と小澤征悦

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「相棒 劇場版2」“水谷さんはチャップリン”と小澤征悦

2010年12月23日

「相棒 劇場版2」初日舞台挨拶.jpg


 東映配給「相棒 劇場版2―警視庁占拠!特命係の一番長い夜―」が23日封切られ、丸の内TOEIでは水谷豊、及川光博ら総勢14名による豪華な初日舞台挨拶が行われた。

 客席の後方から大歓声に迎えられて登場した水谷は、満員の会場に向けて「2010年12月23日は我々にとって記念すべき特別な日となりました」と万感の表情で挨拶。「今日が来ることはわかっていたのですが、色々なことを振り返ると言葉が出ません。言いたいことは『皆さまようこそ相棒ワールドへ!』」と語りかけた。また、及川も「この日を迎えるにあたって、できることを精一杯やってきました。これからも精一杯やっていきます」と、映画の大ヒットに向けて更なる意欲を燃やした。

 この日は、「相棒」初出演となった小西真奈美や小澤征悦も登壇。小西は緊張して迎えた撮影初日を振り返り、「水谷さん、及川さんが『ようこそ相棒』へと手を差し伸べてくださり、すごく安心して現場に入れました」とコメント。小澤も「金字塔を打ち立てた『相棒』に参加できて光栄。役者として“諸先輩方”と共演できて嬉しかったです」と語ったが、一方で「小西さんがおっしゃっていたような『ようこそ相棒へ』とは、僕は言われてないんですけどね…」と不満もポツリ。司会から「今言っては?」と促された水谷だが、「今言ったらおかしなことになるでしょ(笑)」とそっけなく突き放して会場を笑わせた。

 それでもめげない小澤は「水谷さんの芝居には、スタイリッシュでクールで、しかもウィットさがある。クスッと笑わせるものを芝居で出すのは凄く難しいのに、水谷さんはそれをいとも簡単にやってしまう。それが『相棒』という作品の屋台骨だと思います」とシリーズの印象を語り、続けて水谷を「チャップリンの要素がある男。チャップリンはあんなにフザけているのに、どこかに哀しさがあって、だから皆が好きなんだと思う。それを水谷さんにも感じます」とベタ褒めした。これに気をよくした水谷は「先程、小澤さんが“小先輩方(諸先輩)”と言ったかと思いましたが、今の言葉で(本音が)全てわかりました」と笑顔を見せるなど、息の合ったトークで終始会場のファンを笑いを誘った。

 本日より、相棒メンバーは全国各地を回り、計39回の舞台挨拶を実施する。その動員数は約1万7000人見込む。前売り鑑賞券は、興収44億円を記録した前作との比較で190.5%、50億円の「男たちの大和/YAMATO」の219.3%と、絶好調な売れ行きを見せており、本作にも期待がかかる。(写真は、左より小西、水谷、及川、小澤)



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