WHV「ハリー・ポッターと死の秘宝PART2」11/16発売

　最強のファンタジーシリーズ最終作「ハリー・ポッターと死の秘宝 ＰＡＲＴ２」ブルーレイ＆ＤＶＤ発売日が、11月16日（水）に決定した。

　01年に第１作「～賢者の石」が公開されて以来10年、多くの記録を塗り替え社会現象を巻き起こした「ハリポタ」シリーズ。そのフィナーレとなる「～ＰＡＲＴ２」は、シリーズ最高となる世界興収10億ドルを突破した。また、日本国内でも約１００億円のメガヒットを記録し、前作「～ＰＡＲＴ１」（興収68億円）を大幅に上回った。発売元ワーナー・ホーム・ビデオ／デジタル・ディストリビューションＰＲ担当の生駒行雄氏は、「これが最後というお祭り感があり『ハリポタ』から離れてしまった人が再び劇場に戻ってきてくれました。本編の評判も良く、口コミでも広がったようです。１作目の基本設定さえ知っていれば、誰でも楽しめる内容だったことも良かったと思います。凄いエンターテイメント作品ですよ」と劇場大ヒットを振り返る。

　10年間にわたり映画業界をリードし続けた人気シリーズの集大成に相応しく、このほど発売するパッケージは多様な商品構成となった。シリーズ全８作を初完全収録した「コンプリートＢＯＸ」（(1)17枚組ＤＶＤ版＝税込１万４８００円／(2)12枚組ブルーレイ版＝税込１万５８００円）をはじめ、(3)「ＤＶＤ」（税込２９８０円）、(4)「ＤＶＤ＆ブルーレイセット」（税込３９８０円）、(5)「ブルーレイ＆ＤＶＤセット スペシャル・エディション」（税込４９８０円）、(6)「３Ｄ＆２Ｄブルーレイセット」（税込５９８０円）の計６種類をリリース。全商品に初回限定特典としてミニクリアファイル１枚（全11種類）と期間限定ダウンロード可能の着ボイスが付くほか、(1)(2)(5)(6)には、前作で好評だったという〝生フィルムしおり〟を封入。さらに、(1)(2)には、48Ｐに及ぶフォトアルバムを同梱する。特典映像も充実しており、(1)(2)には世界で唯一の日本オリジナル特典映像ディスク「ハリー・ポッターと来日ツアー：10年間の軌跡」（ナレーション：小野賢章）を収録。「ダニエル・ラドクリフをはじめ、キャストの成長の過程や、来日した時の素顔が見られます。スタッフが苦労しながら編集中の、貴重な映像集です」（生駒氏）という。

　４月に発売した「～ＰＡＲＴ１」のブルーレイ＆ＤＶＤは、売上が50万枚を突破（※オリコン調べ／７月20日現在）。洋画パッケージが苦戦を強いられる市況下で、同シリーズは依然として高い人気を誇っており、フィナーレの本作には更に大きな期待がかかる。