AKBもガチ参加！ NHKと民放連が共同ラジオキャンペーン

NHKと民放連のラジオキャンペーン「はじめまして、ラジオです。」をPRした各局パーソナリティ （左から）NHK代表の青井実、TBSラジオ代表の小島慶子、文化放送代表のK太郎、ニッポン放送代表の吉田尚記、TOKYO FM代表のやまだひさし、J‐WAVE代表のジョン・カビラ

　NHKと民放連が初めて共同で行うラジオキャンペーン「はじめまして、ラジオです。」の概要が7日、都内で発表された。若者にラジオを知ってもらおうという趣旨の下、10月2日にNHK放送センターなど東京・渋谷一帯でイベントを行う。催しには、在京ラジオ各局の人気パーソナリティがそろうほか、ラジオでも活躍する「AKB48」も“ガチ”で参加する。

　「ラジオが聴いたことがない」「存在すら知らない」という若者が増えている。この現状を打破するべく、NHKをはじめTBSラジオ、ニッポン放送、文化放送、TOKYO FM、J‐WAVEの在京全6局が初めて共闘。渋谷をジャックする一大イベントの開催が決まった。

　ラジオで多数のレギュラー番組を持つAKB48も、この試みに賛同。イベント当日は、ラジオ愛にあふれた“ラジオ選抜”メンバー約10人が「ラジオ王決定戦」を繰り広げる。ミニライブとラジオに関するトークなどを予定。「ラジオもガチです」と若者にその魅力をアピールする。

　キャンペーンの主なターゲットは高校生。運営にも高校生たちが協力するなど、参加型イベントで10代の心をつかむ。各局パーソナリティは高校生たちと向き合い、ラジオの現在・未来を熱く議論する。ラジオを聴かない若者の本音が飛び交う白熱したイベントとなることが期待される。

　10代から圧倒的な人気を誇るお笑いコンビ「オードリー」、女優の桐谷美玲、キャンペーンソングを書き下ろしたロックバンド「SEKAI NO OWARI」らも公開録音などで登場、ラジオPRに一役買う。