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大盛況!ちびまる子ちゃん感謝祭

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大盛況!ちびまる子ちゃん感謝祭

2011年08月18日
 平日の昼頃、会場を訪れると入口付近で長蛇の列。何かと思えば、“ちびまる子ちゃん”との記念撮影&握手会を待つ親子連れの方たちで列をなしていた。

 8月10日から東京・日本橋三越本店 新館7階ギャラリーで開催中の「ちびまる子ちゃん感謝祭」。日本アニメーション制作のフジテレビ人気アニメ「ちびまる子ちゃん」が今年、原作漫画誕生25周年を迎え、これを記念した展示会。場内は多彩なアトラクションもあって大勢の家族で賑わい大盛況だ。

 まずは、入口のウェルカムロードでちびまる子ちゃん登場キャラクターたちがお出迎え、子供たちのワイワイ・キャーキャーと賑わう声が聞こえてくる。着ぐるみのちびまる子ちゃんとの記念撮影&握手会(1日3回/先着50名)では皆ニッコリ笑顔でパチリする。
さくらももこの原画やアフレコ台本、絵コンテなど貴重な展示ものもあるが、さくら家の部屋のセットの前などで写真撮影して楽しむ家族が多く、やはり、ふわふわ(ビニール製のトランポリン)のプレイゾーンや、わなげ、ヨーヨーつり、スーパーボールすくい等の縁日コーナーなどが子供たちに人気だ。中でも、砂絵やぬり絵の体験教室は、ほとんどテーブルが埋まるほどの人気ぶりだった。

 会場を抜けると「ちびまるデパート」。こんなにも関連グッズがあるのかと驚くほど充実している。気になったのは6個入りトイレットペーパー。日本橋に来てちょっとお荷物のような気もして、バラ売りするのも良いかも、なんて思ったりもしたが、お店も盛況で、皆買い物を楽しんでいた。

 「ちびまる子ちゃん」は、集英社の月刊誌「りぼん」で1986年8月号から連載を開始し、1990年1月からTVアニメがスタートした。昭和40年代当時のどこにでもあった懐かしいエピソードを織り交ぜ、心温まるストーリーが人気。来年2月には放送1000回を迎える。今年5月からは月1回だけ、新作と合わせて、過去に放送したリメイク版も放送してファンを楽しませている。

 25周年を迎えて、日本アニメーションでは、これまで「ちびまる子ちゃん」のアニメ版権でのライセンスビジネスを展開していたが、この程、原作版権でのライセンスも開始した。原画は数千点以上に上り、これらの関連原画をライセンスしていく他、20代以上の女性に向けた商品化を展開する。今回の展示会含め、2013年まで各種イベントも実施する予定で、25周年を大いに盛り上げていく計画だ。

 今回の「感謝祭」。普段のTVアニメでは見ることのできない“ちびまる子ちゃんワールド”が満載に体験できる。ちなみに、名古屋においても「さくらももこ ちびまる子ちゃん展」がジェイアール名古屋タカシマヤ10階特設会場で同時開催されている。いずれも8月22日(月)までです。

(戎 正治)

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