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水前寺清子、50周年記念公演で4千人魅了

【FREE】水前寺清子、50周年記念公演で4千人魅了

2014年12月16日
水前寺清子 水前寺清子

 今年歌手生活50周年を迎えた“チータ”こと水前寺清子が12日、東京・日比谷公会堂で記念コンサートを開催した。

 日比谷公会堂はチータが15歳の時に、全国歌謡コンクールで準優勝したゆかりのある場所。司会は、デビュー以来チータを見守ってきた旧知の仲、大阪の大御所・浜村淳氏が務めた。

 コンサートは2部構成で、第1部のステージは映像と語りで綴る50年の歩み。恩師・星野哲郎氏に見出され昭和39年にデビューしたが、デビューまでの4年間、11曲のレコーディングをしたものの認められなかったという苦節エピソードや、星野氏が生前書き残した詩に吉幾三氏が曲をつけた「かすみそうのうた」を本邦初披露。第2部の歌謡ステージでは、代名詞の「三百六十五歩のマーチ」、50周年記念曲「人情」(なさけ、9月3日発売=日本クラウン)など15曲を熱唱し、昼夜2回公演で4000人のファンを魅了した。

 水前寺は「旦那(元サックス奏者で所属事務所社長・小松明氏)が30年ぶりにバンドの指揮を担当してくれました。照れましたけどカッコよかったです」とのろけ、「私は3年で歌手を辞めるものだと思っていましたが、山あり谷ありの50年。幸せ者です。皆さんがチータと呼んで頂ける限り頑張って走り続けますよ」と力強く話した。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。