演歌歌手・八代亜紀が、日本コロムビアより10月22日に発売した新曲「心をつなぐ10円玉」と、今年6月に発売した自伝的書籍「あなたにありがとう」のPRを兼ね、27日、演歌歌手として異例のFMラジオレギュラー番組「八代亜紀のRADIO PALETTE〜音のアトリエ」(JFN系列10局ネット)の公開収録イベントを、東京・池袋サンシャインシティ・アルパ噴水広場で行った。
日本コロムビアの坊井江里奈ディレクターが登場し、新曲について、人間関係が希薄になり痛ましい事件が起こる時代に、若者たちに希望を持ってもらえる歌を、作詞家のかず翼氏が新聞記事に感銘を受け書き下ろしたと説明した。
八代の歌に、集まった約1000名の中には目を潤ませる人も。八代は「コンサートでもこの曲を聴いて泣いちゃう人がよくいるんです。こういう歌を歌わないといけないと思いますね。舞台は1960年代なんですけど、10円玉持って公衆電話かけて相談してね、と言う曲なんです。今自殺とか多いですけど、そういうことが防げれば」。
八代とシンガーのミレアとのトークで進行。コーラスグループ、たかまきやすし&東京ベルズをゲストに迎えカップリング曲の「あなたにありがとう」を共演するなど、計4曲で盛り上がった。