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菅原都々子、米寿を迎え「感謝の集い」開催

【FREE】菅原都々子、米寿を迎え「感謝の集い」開催

2014年10月21日
テイチク石橋社長(左)から感謝状を受け取る菅原都々子(右) テイチク石橋社長(左)から感謝状を受け取る菅原都々子(右)

 デビューから78年、今年数えで米寿を迎えた歌手、菅原都々子が14日、東京・代々木上原の古賀政男音楽博物館けやきホールで「感謝の集い」を開催した。

 「感謝の集い」は、菅原の歌を愛し支えてくれている人たち、そして菅原自身が愛する“歌”に感謝したいとの想いから企画されたもの。菅原は昭和12年(1937年)に古賀政男の養女・古賀久子の名で「お父さんの古時計/小楠公」でデビュー。古賀邸があった代々木上原は昭和13年から数年過ごした思い出の場所で、感謝の気持ちを伝えるのに相応しい場所として同所を選んだ。

 終盤、サプライズの形で所属レコード会社テイチクエンタテインメントの石橋誠一代表取締役社長から感謝状を贈られ「ありがとうございます。皆さんの温かい気持ちがあったから、こうしてここにいます。古賀の父(養父の古賀政男)、青森の父(実父で作曲家の陸奥明)の2人も空から見守ってくれていると思います」と謝意を述べ、涙を浮かべた。

 平成18年に表舞台から退いた後も歌うことを忘れず、地元・神奈川県相模原を中心にボランティア活動を行っており、今後も「声が出る限りボランティアなどで歌い続けていけたら」と話している。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。