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東映『イン・ザ・ヒーロー』唐沢寿明ら会見

【FREE】東映『イン・ザ・ヒーロー』唐沢寿明ら会見

2014年07月01日
『イン・ザ・ヒーロー』記者会見(左より武監督、吉川、唐沢、水野) 『イン・ザ・ヒーロー』記者会見(左より武監督、吉川、唐沢、水野)

 東映配給『イン・ザ・ヒーロー IN THE HERO』(製作:RESPECT、東映、木下グループ、読売テレビ、中央映画貿易、文響社/9月6日公開)のキックオフ会見が6月30日午後、東京国際フォーラムで行われ、遠藤茂行東映執行役員企画調整部長、李鳳宇エグゼクティブ・プロデューサー、唐沢寿明、武正晴監督、水野敬也(脚本)らが登壇、主題歌が吉川晃司『Dream On』(ワーナーミュージック・ジャパン)と発表された。

 作品は、伝説のアクションスター、ブルース・リーに憧れを持つベテラン・スーツアクターを主人公に描くエンターテインメント。キャストは主人公・唐沢寿明の他、福士蒼汰、黒谷友香、寺島進、小出恵介、及川光博、加藤雅也、松方弘樹、和久井映見が共演。

遠藤茂行東映執行役員 1年程前に李プロデューサーから企画の相談を受けました。東映は「仮面ライダー」を44年、「戦隊シリーズ」を40年やっております。この作品を東映に持ち込んでいただくということは私達にとっても励みにもなりますし、なんとか成功させたいという思いに至り、各部門からパロディになっていては困ると言った話があり、それをクリアしていただけるのであれば東映としても全力でこの作品を応援したいとこの作品の企画に協力させていただくことになりました。

李鳳宇プロデューサー この作品は東映さん以外考えられない企画だと思い、遠藤さんに相談しました。私は日のあたらない人に光をあてるという映画をたくさん作って来ました。この作品は10年程前から企画していましたが、なかなか実現には至らず時間がかかってしまいましたが、なんとかこの企画が成就しました。実現したのは、唐沢寿明という俳優と出会えたからです。本篇を見ると驚かれると思いますが、これを本当に唐沢寿明さんがやったのかという。何度見ても涙するし、何度見ても感心する、本当にこんな素晴らしい俳優が日本にいたんだなとつくづく思っています。それと100人の忍者の大立ち回りを誰が出来るんだろうと、私がもっとも信頼する武正晴さんに監督をお願いしました。

唐沢寿明 とにかく精一杯、アナログ的に頑張りました。とにかくこの思いが観客のみなさまに届きますようにという気持ちで頑張りました。期待してください。

吉川晃司 ほぼ出来上がった作品を見せていただき、そこに音楽をあてていきました。とにかく感動しました。ものすごくいい映画だなぁ、ぜひ書きたいなと全力で作ったつもりです。

水野敬也 プロデューサーからやりたいと言われた時に、これはすごい映画になりそうだと。面白い映画になりそうだと、事務所に他の仕事はやめてこの作品の脚本に1年間ぐらいかけたいと直訴しました。オリジナルの脚本で、映画本来のあるべきかたちだと思います。

武正晴監督 1年前に監督を努めさせていただくことになりました。内容が映画の撮影だったり、いままでやって来たことを映画にしなければならないので、ちょっと恥ずかしいのですが、主役の唐沢さんも入り、吉川さんの音楽も入り、本当に自信を持って送り届ける映画になっていると思っています。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。