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徳間J新人・工藤あやの「めんこがって!」

【FREE】徳間J新人・工藤あやの「めんこがって!」

2014年02月06日
徳間J新人・工藤あやの「めんこがって!」 徳間J新人・工藤あやの「めんこがって!」

 新人演歌歌手、工藤あやのが、徳間ジャパンコミュニケーションズより1月29日発売の「さくらんぼ 恋しんぼ」でデビューした。山形育ち、民謡でのどを鍛えた19歳。なまりが抜けないしゃべりで「めんこがって!」と初々しく語る。

 1994年5月7日生まれ、山形県山形市出身、母親の影響で幼少期より民謡を習い、山形県民謡王座決定大会(少年少女の部)など数々の大会で優勝してきた。また、2011年の「NHKのど自慢 山形県天童大会」チャンピオン。

東京都北区の「弦哲也 北区(きた)の演歌座 2010」第1回新人歌手発掘オーディションで大賞を受賞。これをきっかけに作曲家の弦哲也氏に師事、2013年高校を卒業後に上京し、デビューを目指しレッスンに励んできた。

 弦氏が “昭和の忘れ物” と称する歌声が魅力。「『青い山脈』『リンゴの唄』…あのさわやかさ」(弦氏)が現代に。一方、かわいらしい容姿、明るく飾らない性格で、 “山形のひだまり娘” とも。工藤は「等身大、ありのままの私で、元気に歌っていきたい。皆さんにめんこがってもらえる歌手になりたいです」と目を輝かせる。

 デビュー曲「さくらんぼ~」は、都会から故郷に帰った恋人を追って、山形へ来た少女の一途な恋心を歌う。たかたかし氏が作詩、弦氏が作曲。「政治も音楽も東京一極集中のなか、ふるさとに目を向けよう」(弦氏)という思いを、明るく軽快に。

 工藤は、2月1日に東京・北区の北とぴあ・さくらホールで行われた「弦哲也 北区の演歌座 第四幕」にゲスト出演。本番を前に、報道陣に「さくらんぼ~」とカップリング曲「北風の詩(うた)」、山形の民謡「出羽人形ばやし」を披露した。

「歌うことってこんなに楽しいんだなとあらためて感じています」。北区のファンに加え、山形からも家族ら大応援団が駆けつけ、横断幕でデビューを祝った。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。