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『相棒‐劇場版3‐』水谷豊ら製作報告会見

【FREE】『相棒‐劇場版3‐』水谷豊ら製作報告会見

2013年11月13日
『相棒-劇場版3-』は来年4月26日公開決定 『相棒-劇場版3-』は来年4月26日公開決定

 東映配給『相棒‐劇場版3‐』は、2014年4月26日(土)の公開が決定した。12日には品川プリンスホテルで製作報告会見が行われ、和泉聖治監督、出演の水谷豊、成宮寛貴、伊原剛志、釈由美子、宅麻伸、及川光博、石坂浩二が出席した。

 前作『相棒‐劇場版2‐警視庁占拠!特命係の一番長い夜』から約3年半。「相棒」の劇場版第3弾が、テレビ朝日開局55周年記念作品としてついに公開される。今回は絶海の孤島「鳳凰島」が舞台。特命係の2人が、防衛省、国の権力者たちが暗躍する得体の知れない大きな謎の真相に迫る。

 撮影は、2013年5月16日の梅雨真っ只中、沖縄本島北部のジャングルの中でクランクイン。より過酷な自然を求め、本島北部、座間味島、前島など選りすぐりの各地で撮影を敢行。約1ヶ月に及ぶ沖縄ロケ後、都内に移動し、7月8日にクランクアップした。作品は、会見前日の11日に完成したという。脚本は輿水泰弘、音楽は池頼広。

 なお、相棒シリーズ劇場版はこれまで、『相棒‐劇場版‐』(08年5月)が興収44・4億円、『鑑識・米沢守の事件簿』(09年3月)が7・7億円、『相棒‐劇場版2‐』(10年12月)が31・8億円、『相棒シリーズ X DAY』(13年3月)が13・4億円を記録。この10月よりスタートしたドラマ「シーズン12」は初回視聴率19・7%を獲得した。

和泉聖治監督の話 今回は南の孤島で事件が起き、特命係の2人が解決に向かう。昨日完成したが、スケールの大きい面白い作品になったので期待してほしい。ドラマは毎年撮っているが、まだまだ可能性を感じるのでこれから更に冒険していきたい。

水谷豊の話 映画の第1、2作目よりも社会派エンターテイメントになっている。普通、皆さんの期待が大きくなるとだんだんプレッシャーになると思うが、この作品は逆に現場が更に楽しくなってきている。相棒シリーズ立ち上げの脚本を手掛けた輿水さんがこの映画の脚本を担当したので、「(シリーズの中で)この作品が最も素晴らしい」と言われたらいいなと思っている。

成宮寛貴の話 物凄いスケールの作品で、撮影では陸・海・空のあらゆる乗り物に乗り、色々なところに行った。映画版ということで撮影前は緊張していたが、水谷さんから「ドラマと変わらないコンビネーションでやっていこう」と言われ、落ち着いて臨むことができた。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。

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