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民謡界の貴公子・福田こうへいの妹弟子優勝

【FREE】民謡界の貴公子・福田こうへいの妹弟子優勝

2013年10月22日
民謡界の貴公子・福田こうへいの妹弟子・小田代直子が優勝 民謡界の貴公子・福田こうへいの妹弟子・小田代直子が優勝

 「平成25年民謡民舞全国大会」(主催:公益財団法人日本民謡協会/後援:文化庁、読売新聞社、報知新聞社ほか)が10月17日から同20日まで東京・両国国技館で行われ、民謡歌手の最高峰にあたる「内閣総理大臣賞争奪戦(民謡)」において、全国予選を勝ち抜いた62人が出場し、キングレコード所属の民謡歌手、小田代直子(おだしろ・なおこ、27)が優勝した。

 小田代は、岩手県宮古市に生まれ、現在も在住。宮古市の観光親善大使も務めている地元のアイドル的存在。2年前の東日本大震災では自宅が半壊し、自身も公演先の宮城県で被災。避難所暮らしを余儀なくされた経験も持つ。

 3歳から民謡のステージに立ち、数年前から岩手県矢巾町在住の民謡日本一タイトルホルダー、漆原栄美子に弟子入り。現在「南部蝉しぐれ」がヒット中の福田こうへいの妹弟子にあたる。宮古から矢巾まで往復4時間かかるが、毎週何度も唄の稽古のために足を運んだ。

 今年4月10日にキングレコードからミニアルバム「明日への虹」をリリースし民謡歌手としてデビューしたばかり。地元民に支えられながら、自らが復興のシンボルとなり、岩手県を中心に活動している。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。