閲覧中のページ:トップ > 音楽ニュース >

神野美伽、憧れの岩崎宏美と初デュエット

【FREE】神野美伽、憧れの岩崎宏美と初デュエット

2013年09月04日
神野美伽(右)、憧れの岩崎宏美と初デュエット 神野美伽(右)、憧れの岩崎宏美と初デュエット

 演歌歌手・神野美伽が、10月9日にリリースするデビュー30周年記念アルバム「矜持(きょうじ)~Pride~」(キングレコード)の中で憧れの先輩歌手・岩崎宏美と初デュエットすることになりこの程、東京・文京区のキング関口台スタジオでレコーディングが行われた。

 デュエットした楽曲は「心の瞳」(作詞:荒木とよひさ、作曲:三木たかし)。故・国民的歌手、坂本九さん(享年43)のカバー曲。1985年5月、坂本さんの最後のシングル「懐しきlove‐song」のカップリング曲として発表され、その後も合唱コンクールなどの定番曲として歌い継がれてきたバラード曲。

 神野のデュエットの相手・岩崎は、神野が芸能界に入るきっかけとなった憧れの先輩歌手。10歳の時スカウトされた神野は、数社の事務所から誘いを受けていた中で、憧れの岩崎が所属する事務所という理由から「芸映」に決めたというほど(※神野、岩崎共に現在は「芸映」を離れている)。「この『心の瞳』は、宏美さんと一緒に歌いたいなと思って、1年ぐらい前から計画しながら温めてきた作品です。今回、テレビ番組でご一緒した楽屋で思い切って告白したところ、何と快くOKしてくださり、もううれしくて、うれしくて」。岩崎は「『心の瞳』という曲を私は知りませんでしたが、すごくいい歌でしたし、私でよかったらとお引き受けしました」。

 今回初めてデュエットした感想について、岩崎は「私の声と合っているなと感じました。スタンダードやジャズなども何でも歌える器用な人ですから」。神野は「普段は誰かとハーモニーをつけて歌うことはありませんが、いい声やいい響きを聴くとそっちと同じように揺れるから、宏美さんの声とうまく重なっているのかもしれませんね」と嬉しそうに語った。

 アルバム「矜持~」は、「心の瞳」をはじめ、「弟よ」(内藤やすこ)、「あなたのブルース」(矢吹健)、「歌謡浪曲 無法松の一生~度胸千両入り~」(村田英雄)、「ひばりの佐渡情話」(美空ひばり)、「酔歌 ソーラン節Ver」(吉幾三)、「黒田ブギー」(笠置シズ子)、「オホーツクの舟歌」(倍賞千恵子)、「座頭市子守唄」(勝新太郎)、「難船」(アマリア・ロドリゲス)、「ケヤキの神」(IKECHAN)、「おんな道」(浜圭介)、それにボーナストラック「ダニーボーイ」(アイルランド民謡)の全13曲収録。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。