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放送界、9月第2週(11日~17日)の動き

【FREE】放送界、9月第2週(11日~17日)の動き

2006年09月20日
 秋本番を前に今年最強の台風が九州、中国地方を襲い、宮崎では龍巻が発生し特急列車が横倒しになる大きな被害。秋篠宮ご夫妻に誕生の親王さまの名前が「悠仁」(ひさひと)、お印は「高野槇」(こうやまき)に決まり、退院の日は沿道に日の丸の小旗が揺れた。幼児3人が飲酒運転の犠牲になった福岡の事件をきっかけに、飲酒運転に対する社会問題が大きくクローズアップ。マスコミは連日の報道で酒を飲ませた店も処罰の対象や罰則強化を取り上げ、TV局もキャンペーンに乗り出している。プロ野球のペナントレースも大詰め、混とんの「パ」に対し「セ」は山本昌投手がライバルの阪神戦でノーヒット・ノーラン記録を達成の中日が優勝にまっしぐら。海外でイチローが6年連続200本安打の記録更新、松井秀喜選手がケガから復活の大活躍。

〈11日〉
レコード協会とCPRAは放送番組のネット配信業務で権利者に代わり音楽の権利を集中管理する事業を始めると発表。日テレは深夜枠で60秒間のスポットCMを使った4夜連ドラ「夢のトランク」(妻夫木聡)をスタート。RABJ懇談会で10月から「ラジオ広告のマーケ再構築に取り組みたい」と真野代表。総務省は6月末の「ブロードバンド契約」が2422万件で4~6月の期間92万件増加した。TBSは新番組の企画募集でメール誤送信の個人情報があったとお詫び。

〈12日〉
日テレ山根編成局長が通信会見で08年の総合優勝に向け来春G・P帯の番組80%改編へ取り組んでいる。総務省「放送政策研」でマスメディア集中排除原則を緩和し放送持株会社制度の導入を認める等、10月5日の会合で最終報告。LFは携帯電話情報サービスでコンテンツの個別管理による有料販売をスタート。

〈13日〉
総務省は17年度「一般放送事業者(地上波)」収支状況を発表し営業収入は2兆5998億円で前年比0・1%減。また「衛星放送」営業収入は3414億円で8・1%増。LF社長会見で秋改編は「聴けば聴くほどしゃべりたい!!」をキャッチフレーズにバラエティに富んだ編成に期待をアピール。BRCはテレ朝「報道ステーション」の民主党代表選の論評における名誉毀損の問題は成立せず放送倫理上も問題なしと発表。電通と朝日放送はテレビCMと連動したワンセグデータ放送を行う番組企画を共同で実施。総務省はNHKから申請のあったモバイル放送(株)に対する番組提供業務を認可。

〈14日〉
任天堂は家庭用の次世代ゲーム機「wii(ウィー)」を国内で12月2日に発売すると発表。

〈15日〉
JEITA秋草会長が会見で国際競争力をつけるために「減価償却制度」の見直しを要望。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。