閲覧中のページ:トップ > 音楽ニュース >

森山愛子、お年寄り対象ネットライブ実施

【FREE】森山愛子、お年寄り対象ネットライブ実施

2013年03月30日
森山愛子、お年寄り対象ネットライブ実施 森山愛子、お年寄り対象ネットライブ実施

 介護福祉士とホームヘルパー1級の資格を持ち、NHK・Eテレで放送中の福祉番組「ハートネットTV」のレギュラーも務める演歌歌手、森山愛子が28日、東京・赤坂のライブハウス「ノヴェンバー・イレブンス・パート2」で「森山愛子インターネットライブ~おばあちゃんとの約束~私たちにもできた~」と銘打ったライブを開いた。

 会場には、インターネットを高齢者の人たちに紹介している「コンピューターおばあちゃんの会」(会長・大川加代子、会員数・約200人)から7人の会員を招待し、USTREAMで生中継。一人でも多くのお年寄りたちにインターネットでのライブ視聴を楽しんでもらおうという趣旨で実施した。

 純白のドレスを着て登場した森山は「今日のライブは、一人でも多くの方にぜひ見ていただきたいということで、ユーストリーム配信でライブをやらせていただきます。ユーストリーム配信になっておりますので、こうしてお客さまがいなくても成立するライブですが、それだと自分のテンションもあまり上がらないので、日ごろからお世話になっているファンクラブの会員の皆さま、そして今回は、『コンピューターおばあちゃんの会』の会員の皆さまにも来ていただいています。そんな皆さまとの楽しいひとときを過ごせればと思っています」と挨拶。

 同会の会員でロスやマニラでも見ている高齢者もいて、会場では会員たちがiPadを駆使しながら見守る中、3万枚突破とロングセラー中の最新シングル「約束」(12年6月20日発売=EMIミュージック・ジャパン)をはじめ、同カップリング曲「イムジン河」、同会員からのリクエストに応えて「青い山脈」「サン・トワ・マミー」「浜辺の唄」などシャンソンや童謡も含む全9曲を熱唱した。

 その中で、同会員の一人、90歳の女性が「82歳からパソコンを始め、去年、iPadを買いました。一日が退屈しないで、パソコンとかiPadで楽しんでいます。会を通じてお友だちだちも増えました」と言うのを聞いて、森山は「羨ましいですね。私はiPadとかパソコンは持っていないので、教えてくださいね」と笑顔を見せていた。

 5月12日には、東京・赤坂の草月ホールでデビュー10周年「約束」ヒット感謝祭コンサートを開くが、「10周年の今年は、新曲『約束』を大ヒットさせたい」と意欲を燃やしていた。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。