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『ひまわりと子犬の~』完成披露に堺雅人ら

【FREE】『ひまわりと子犬の~』完成披露に堺雅人ら

2013年02月08日
完成披露試写会には母犬・ひまわり役のイチも登場 完成披露試写会には母犬・ひまわり役のイチも登場

 松竹配給『ひまわりと子犬の7日間』の完成披露試写会が6日夜、丸の内ピカデリー2で行われ、平松恵美子監督、キャストの堺雅人、中谷美紀、でんでん、若林正恭(オードリー)、吉行和子、近藤里沙(子役)、藤本哉汰(子役)が舞台挨拶を行った。

 同作は、動物と人間の絆という普遍的なテーマのもと、飼い主のいない犬たちが置かれる状況に真っ直ぐに向き合った感動のヒューマンドラマ。子犬を守ろうとする母犬、その母子犬を守ろうとする父親、その父親を応援する家族、彼らの姿に心を動かされる周囲の人々…絆が次々と結ばれていく様子を描き出す。宮崎県で起きた実話をもとに映画化した。

 舞台挨拶の最後には、母犬・ひまわり役のイチも登壇し、会場を盛り上げた。製作委員会は松竹、テレビ東京、衛星劇場、テレビ大阪、テレビ愛知、ぴあ、宮崎放送、博報堂、Yahoo!JAPAN。制作プロダクションは松竹撮影所 東京スタジオ。3月16日全国RS。

▼平松恵美子監督 1年3、4ヶ月前に撮影し、長い時間が経った。スタッフ、キャストも丸ごとひっくるめて、私の中で愛しい作品になったと思う。私がずっと言っている “愛情の連鎖” になっている。

▼堺雅人 イチについて監督から大竹しのぶさん級の女優犬と聞いていたので、畏敬の念を込めて演じた。犬の負担をなくそうと、人間ではなく犬の都合に合わせた撮影だったので、みんな辛抱強くて、私もその一員として楽しんだ。

▼中谷美紀 動物と動物、人間と人間、また動物と人間との愛情を描いた素晴らしい作品。

▼でんでん セリフが宮崎弁だったが、福岡出身なので甘く見ていた。同じ九州でも、宮崎弁は全くの別物。宮﨑出身の堺くんが細かくて、撮影中も近寄ってきて「でんでんさん、イントネーションが違いますよ」と言われた(笑)。

▼若林正恭(オードリー) 他の試写会で、僕が初登場するシーンでは、クスクス笑い声が起きたと聞いた。今日はそういうことがないようにしてください(笑)。

▼吉行和子 宮崎弁のテープを聞いて頑張ろうと思っていたら、堺さんが宮崎出身だと知った。目の前に先生がいると思うと、セリフを言うのがとってもイヤだった(笑)。
 

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。