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『大奥~永遠~』試写会に堺&菅野ら登壇

【FREE】『大奥~永遠~』試写会に堺&菅野ら登壇

2012年12月19日
 松竹+アスミック・エース配給『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』の舞台挨拶付きプレミアム試写会が17日、東京・丸の内の東京国際フォーラムで開催され、金子紀文監督、キャストの堺雅人、菅野美穂ら総勢12名が和装で登壇。約4000名の観客が集まった。

 冒頭、スクリーンに本編の簡単な紹介映像が映し出され、場内は観客の期待と興奮に包まれた。大奥の象徴ともいえる御鈴廊下の鈴の音が鳴り、「おなーりー」の声と共に幕が下りると、堺、菅野に加え、尾野真千子、柄本祐、要潤、桐山漣、郭智博、永江佑貴、三浦貴大、宮藤官九郎、西田敏行と11名のキャストが登場。会場からの大きな歓声と拍手の中、ホール中央部に設置されたレッドカーペット上を、全員が笑顔で手を振りながら歩いた。その後の舞台挨拶で金子監督も加わり、それぞれの苦労話、共演者の印象や撮影秘話に至るまで様々な話が飛び交った。

 堺は「豪華絢爛な世界を描いた作品だが、最後に残るのは人間の孤独であったり、2人の愛だったり…、そういった手に届く人肌のメッセージが皆さんに届くと良いなと思う」、菅野は「取材中、演じた綱吉について話す機会が多かったが、綱吉は色気があったり、天真爛漫だったり、分かりやすく説明するのが難しい役だった。でも、 “壇蜜さんみたいな役” と言えば良かったんだと今日やっと分かった(笑)」とし、金子監督は「かれこれ7年間、『大奥』に携わってきたが、本作ですべて出し切った」と語った。

 男女逆転大奥誕生の秘密が明かされた連続テレビドラマ「大奥~誕生[有功・家光篇]」が12月14日に最終回を迎え、ドラマから約30年後の綱吉の時代を描く、本映画は、いよいよ12月22日(土)より全国公開される。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。