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『るろうに剣心』台湾公開、佐藤健現地入り

【FREE】『るろうに剣心』台湾公開、佐藤健現地入り

2012年12月08日
ファンとマスコミに囲まれる佐藤健 ファンとマスコミに囲まれる佐藤健

 興収約30億円の大ヒットを記録した『るろうに剣心』の台湾での劇場公開日(7日)に合わせ、主演の佐藤健が6日に現地入り。ファンやマスコミの熱狂的な歓迎を受けた。

 台北の松山空港には約250名ものファンが集まり、佐藤の姿が見えるや否や黄色い歓声が上がった。現地メディアも20社以上駆けつけ、マスコミとファンに囲まれ身動きが取れない状況に。佐藤が車に乗り込むまでの10分間、もみくちゃにされながらファンと交流した。また、舞台挨拶前に行われた記者会見には、TV、雑誌、新聞など50社以上、100名以上の現地メディアが集結。記者から「少林寺拳法とブレイクダンスを小さい頃からやっていたと聞いたのですが、いつから始めたのですか?」と質問が出ると、佐藤は「そんなことを知ってもらっていることにびっくり」と、現地メディアが非常に詳しいことに驚きの表情を浮かべた。大友啓史監督には「パート2の予定はないのですか?」という質問が上がり、「チャンスがあればやりたいですね」と答えた。

 舞台挨拶(信義VieShow映画館で開催)は、チケットが販売開始からわずか15分で完売したが、貴重なチケットを手に入れたファン250名が、登場した佐藤に大興奮。佐藤はサイン入り手ぬぐいをファンにプレゼントし、最後に「台湾でもこんなにたくさんの方が僕の映画を観に来てくれて本当に嬉しい。請看我的電影(どうぞ映画を楽しんでください)」とメッセージを送った。

 同作は、台湾では当初10館で公開予定だったが、日本でのヒットや釜山国際映画祭での反響を受けて、15館に拡大が決定。また、シンガポール、フィリピン、香港、スペインでも海外配給が決定。12月14日(金)よりロサンゼルスで開催される「LA Eiga Fest2012」のオープニング上映も決まっている。そして日本では12月26日(水)にBD&DVDが発売。セル発売・販売元はアミューズソフト、レンタル&オンデマンド発売元はワーナー・ホーム・ビデオ。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。