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『フランケン~』ティム・バートン監督会見

【FREE】『フランケン~』ティム・バートン監督会見

2012年12月04日
『フランケン・ウィニー』のプロモーションでティム・バートン監督が来日 『フランケン・ウィニー』のプロモーションでティム・バートン監督が来日

 12月15日(土)より3D/2D同時公開される、ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン配給『フランケンウィニー』のティム・バートン監督来日記者会見が3日午前、東京・赤坂のザ・リッツ・カールトン東京で行われ、本作のプロデューサーであるアリソン・アバッテ氏も登壇した。

 本作はバートン監督にとって、 “少年時代の愛犬との思い出” という、監督自身が個人的に最も作りたかった作品。映画作りが趣味のヴィクター少年と愛犬スパーキーの友情と温もりは、監督自身の幼少期の思い出といっても過言ではなく、会見では、そんな夢のプロジェクトを監督自身の言葉で語った。

 バートン監督は、「1秒に対して24コマ動かして撮影しなければならないストップモーション・アニメである本作のヒーローは、アニメーターたちで本当に大変だったと思う。これはファンタジー映画なので、実際に(愛するものを)生き返らせたりしないが、人間と犬の絆や大切な気持ちを伝えたかった。また、個性的なキャラクターたちは自分が会ったことのある人間を参考にしており、子供の頃は怪獣映画がとても好きだったので、そんな思いも反映させた」などと明かした。アバッテ氏は、「一見奇妙なキャラクターたちが登場するが、全てにあたたかい心、共感できる人間らしさ、優しさ、繊細さが宿っている」と述べた。

 なお、会見後半には特別ゲストとして、本作のボイスキャストを務めたハリセンボンの箕輪はるかと、作品に因み “奇妙なクラスメイト” としてオリエンタルラジオの藤森慎吾と中田敦彦が登場。バートン監督へのプレゼントとして「ビリビリ感電実験」を行い、3人の体に電気を通して、スパーキー・リースが点灯。バートン監督たちも大喜びし、最後に、箕輪が静電気発生装置に触れながら「静電気フォトセッション」を行って、髪を逆立てながら会場を盛り上げた。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。