今年歌手生活12年目に突入した演歌歌手、山内惠介が21日、東京・中野サンプラザで全国ツアーの最終公演を開催した。
山内が同所で単独公演を行うのは初めて。今年5月31日に29歳になったことから「20代最後!惠介魅せます。」と題し、オープニングでマジックを使った演出で登場したのをはじめ、ダンサー6人を従えダンスを交えた歌唱ステージ、自身の銀幕歌謡「冬枯れのヴィオラ」「涙くれないか」(最新曲、5月30日発売=ビクターエンタテインメント)の他に石原裕次郎、渡哲也、小林旭、赤木圭一郎の名曲を歌う銀幕歌謡ショー、昨年以上に美しくなった女形(娘姿)を披露するなど全24曲、衣装11パターンと趣向を凝らしたステージで集まったファン約2200人を魅了した。
3回目となる今回の全国ツアーは6月2日の東京・浅草公会堂を皮切りに名古屋、大阪、福岡、札幌、そしてこの日を含む全国5カ所9公演で、過去最高の約1万5000人を動員した。