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東映『北のカナリアたち』吉永ら3日披露

【FREE】東映『北のカナリアたち』吉永ら3日披露

2012年10月05日
『北のカナリアたち』完成披露で挨拶する吉永小百合 『北のカナリアたち』完成披露で挨拶する吉永小百合

 東映創立60周年記念作品『北のカナリアたち』(配給:東映)の完成披露試写会が3日、東京国際フォーラムで行われ、阪本順治監督、出演の吉永小百合、柴田恭兵、里見浩太朗、森山未來、満島ひかり、宮﨑あおい、小池栄子、松田龍平と子役6人が登壇した。

 同作は、ベストセラー作家・湊かなえの「往復書簡」を原案に、日本を代表する女優・吉永小百合をはじめ、豪華キャスト、スタッフで制作に臨んだ大型プロジェクト。日本最北の地、稚内、サロベツ、利尻島、礼文島を舞台に、かつてない衝撃と感動の物語が描き出される。

 製作は東映、テレビ朝日、木下グループ、博報堂、博報堂DYメディアパートナーズ、加賀電子など。11月3日(土・祝)より全国公開される。

 完成披露試写会には、はじめに歌手の松原健之が登場し、本作の公式応援歌「あなたに逢えて」を披露。続いて阪本監督が挨拶した後、吉永と子役6人が劇中歌「あの青い空のように」を歌った。また、キャストの登壇後にはヴァイオリニストの川井郁子が、本作のメインテーマを生演奏した。

阪本順治監督の話 現場はきつかったです。でも僕らがきついきついと言っても、皆さんに何のメッセージも伝わらなければ意味がない。観終わった時に、僕らの想いと皆さんの想いが一瞬でも重なってくれれば幸せ。

吉永小百合の話 昨年の12月2日に始まったロケは、素敵な(劇中に登場する)教え子たち、子供たち、お父さん、夫の行夫さんにとても力を頂き、支えてもらった。それと、どんな厳しい中でも決してへこたれなかったスタッフの皆さんにも感謝している。

柴田恭兵の話 この映画は現在と20年前を何度も行ったり来たりする。僕が出てくるシーンは20年前だと思って(笑)。気持ちのいい涙をいっぱい流してほしい。

里見浩太朗の話 人間の絆と思いやりがいかに生きていく上で勇気を与えるか、大切なのかをしみじみと感じさせてくれる映画。

森山未來の話 素晴らしい役者の方々とエネルギッシュなスタッフと、北海道の大自然に囲まれて、この作品に恵まれたことを嬉しく思う。

満島ひかりの話 みんなが吉永さんと共に愛情たっぷりに作っていった映画。優しい気持ちになれる瞬間が詰まっている。

宮崎あおいの話 彼ら(子役)が映画の中で美しい歌声で歌っているので、ぜひそれを聴いて映画を楽しんでほしい。

小池栄子の話 心から尊敬する役者の皆さんと熱い気持ちを持ったスタッフと過ごした時間は私の宝物になった。

松田龍平の話 たくさん想いが詰まったこの映画に関わることができて幸せ。ぜひ楽しんでいって。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。

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