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シマFと映画24区が京都映画人を発掘育成

【FREE】シマFと映画24区が京都映画人を発掘育成

2012年06月28日

 京都の映画製作・配給会社「シマフィルム」と、東京・山形等で映画人の育成を手掛ける「映画24区」がタッグを組み、京都で映画人を発掘育成するプロジェクト「映画24区KYOTO」を立ち上げた。初年度となる2012年は、俳優ワークショップと短編映画シナリオ公募を実施し、短編映画の制作も行う予定だ。

 俳優ワークショップでは、「時をかける少女」(仲里依紗主演)などを手掛けた谷口正晃監督が講師となり、脚本に込められたメッセージの読み取り方や、実際の演技指導を行う。場所は元・立誠小学校と京都リサーチパーク町家スタジオ。1回2日間の授業を7月・9月・10月の計3回実施。各回一般25名(中学生以上)、こども20名(小学生以下)を募る(有料)。

 短編映画シナリオ公募は、「京都にある古い小学校校舎を舞台にした30分のドラマ」を条件に7月末まで募集。応募資格は不問。応募作品から1本が選出され、実際に映画化される。選出作品には1万円が贈られる。

 シナリオの映画化にあたって、俳優ワークショップ全日程終了後の11月に、ワークショップ参加者でオーディションを行い、出演者を決める。谷口監督がメガホンをとり、元・立誠小学校を舞台に撮影を行う予定。制作作品は劇場公開し、映画祭にも出品する。

 また、「映画24区KYOTO」関連企画として、谷口監督作品のトークイベント付き特集上映が京都みなみ館、京都文化博物館で行われる。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。