今年でデビュー5年目を迎える全盲の演歌歌手・清水博正が、第5弾シングル「ふるさと恋しや」を発売(1月11日、テイチクエンタテインメント)したのを記念して15日、地元・群馬県渋川市の渋川市民会館でコンサートを開催、約1200人のファンが詰めかけた。
生まれ故郷・渋川での初コンサート。2部構成で、第1部は映像を交えて清水の生い立ちを歌でたどり、第2部は恩師の作曲家・弦哲也をスペシャルゲストに迎えてのステージ。
新曲「ふるさと恋しや」をはじめ全25曲を熱唱した清水は「弦先生との出会いがなければ、いまの僕はいません。今日は、弦先生をお迎えしてふるさとでコンサートができて大感激です。大好きなふるさとに恩返しができるよう、これからも一生懸命頑張って歌っていきたい」と話していた。会場には阿久津貞司・渋川市長も応援に駆けつけ「しぶかわ観光大使」を務める清水に花束をプレゼントした。