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「カメリア」ギョング来日舞台挨拶

【FREE】「カメリア」ギョング来日舞台挨拶

2011年10月05日
「カメリア舞台挨拶」左より行定監督、吉高、ギョング 「カメリア舞台挨拶」左より行定監督、吉高、ギョング

 東映配給「カメリア」出演のソル・ギョングが来日し、3日午後、新宿バルト9で行われた舞台挨拶に出席。行定勲監督と共演の吉高由里子も登壇した。本作は、釜山国際映画祭と釜山市が「釜山プロジェクト」として製作した3話のオムニバス映画。同映画祭に所縁のあるアジアの3監督が、舞台は釜山、テーマは「愛」の2条件の中で撮影した。行定監督が手掛けたのは「Kamome(カモメ)」。撮影カメラマン(ソル)と日本から来た不思議な少女(吉高)のラブストーリーだ。10月22日(土)より新宿バルト9ほかロードショー。

行定勲監督の話 韓国映画で一番好きなのが「オアシス」。(出演のソル・ギョングには)本当に気迫ある芝居を見せてもらった。まさか自分の映画の中にそのソル・ギョングがいるなんて、今でも信じられない。シナリオの中に、「韓国の男性は手が大きくて温かい」という部分があり、脚本家の伊藤ちひろに意図を聞いたところ、以前「力道山」の現場で伊藤がソル・ギョングと握手した時にそういう印象を持ったと言っていた。それなら、ダメもとでソル・ギョングにオファーしてみようと、ポン・ジュノ監督に紹介してもらい、このキャスティングが実現した。

吉高由里子の話 私が韓国に着いた時はすでに撮影が始まっていて、ギョングさんにお会いした時、この役の人なのか、ギョングさんの性格なのか、わからないくらいナチュラルに役のままでいられるので尊敬した。

ソル・ギョングの話 シナリオが面白く、行定監督とご一緒できるということですぐに出演を決めた。短い間だったが、由里子さんと楽しく撮影することができた。昨年の釜山映画祭で映画を観たが、本当にいい仕上がりだったので、とにかく楽しい映画作りになった。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。