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「夏の祈り」、長崎で会見と試写会

【FREE】「夏の祈り」、長崎で会見と試写会

2011年08月11日
坂口監督 坂口監督

 ゴー・シネマ配給「夏の祈り」(製作・制作:スーパーサウルス)の記者会見と特別試写会が、原爆の日(8月9日)に先立って8日、長崎市民会館で行われた。同作品は、長崎の高齢被爆者が暮らす「恵の丘長崎原爆ホーム」を舞台に、自分たちの体験を若い世代に伝えたいという被爆者の想いを描いたドキュメンタリー映画。寺島しのぶがナレーションを務める。

 記者会見には、坂口香津美監督、赤窄ゆみ子氏(恵の丘長崎原爆施設長)、本多静子氏(恵の丘長崎原爆ホーム利用者)らが出席。坂口監督は「原爆ホームに住む本多さんとの出会いから導かれるように、2年に渡って撮影した。最初は、映画ともテレビ企画とも考えず模索しながらの撮影だったが、撮影するうちに少しずつホームの内へと入らせてもらい、より多くの人に繰り返し観てもらいたい、と強く感じていった。これは映画にしたい…と。そして完成させた」などと語った。2012年春、全国順次RS。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。