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各映画会社、配給会社、営業、就業状況等のまとめ

【FREE】各映画会社、配給会社、営業、就業状況等のまとめ

2011年03月17日

 今回の大地震により、東北・関東の各劇場は大きな被害を被ったが、各映画会社、配給会社はそれぞれ様々な営業、及び就業策を講じている。映画会社は、ふだんどおりの営業を続けているところが多いが、米メジャー系洋画配給会社は、自宅待機のところが多くなっている。

▽松竹=3月15日に、東北関東大震災対策本部を設置した。本部長は、迫本淳一社長。大谷信義会長、迫本社長以下、全役員らで構成されている。事務局は総務部。情報交換、社員の出勤状況などから、映画の公開時期などについて話し合いが成された。14日以降は、平常の営業が実施されている。

▽東宝=週明けの3月14日に、地震対策本部を立ち上げ、高井英幸社長が本部長、高橋昌治専務が副本部長に就任した。14日午前中から、今後の様々な対策を講じた。14日以降は、平常の営業を続けている。帝国劇場は、16日以降、千秋楽まで公演を中止した。

▽東映=従来からの防災対策を行う総務部が今回も担当。情報収集を行った。

▽ワーナー映画=週の始めの3月14日には営業をしたが、15日から週末まで全社的に自宅待機を実施した。

▽ソニー・ピクチャーズ=3月14、15日の週明けは営業を行うも、16日は全社員が自宅待機となった。17日以降も、自宅待機の可能性が高い。

▽ディズニー=14日から18日まで、自宅待機とした。12日から公開された「塔の上のラプンツェル」は現在、109の劇場、175スクリーンで上映が見合されている。また、来週行われることになっていた「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」のサブキャンペーンが中止となった。

▽パラマウント ジャパン=14、15日は営業したが、16日午後から今週いっぱいは自宅待機となった。今週末、公開作品があるので、一部社員は出勤しているという。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。