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「スープ・オペラ」試写会に坂井

【FREE】「スープ・オペラ」試写会に坂井

2010年09月27日
スープ・オペラ画像.jpg プレノンアッシュ配給「スープ・オペラ」(製作:ピー・アイ・ティー+プレノンアッシュ+衛星劇場/製作プロダクション:シネムーブ)の舞台挨拶付き一般試写会が24日、東京・東新橋のスペースFS汐留で行われ、主演の坂井真紀が登壇した。

 作品は、人間の可笑しみと哀しさをユーモア溢れるタッチで描いた阿川佐和子の同名小説(新潮文庫刊)を、「独立少年合唱団」(00年)、「いつか読書する日」(04年)の青木研次の脚本、「犯人に告ぐ」(07年)、「イキガミ」(08年)の瀧本智行監督の強力タッグで映画化したもの。阿川は小説5作目にして初の映画化となった。三十路も半ばを過ぎて、独身。かといって何かに焦る気配もない、ごく平凡なひとりの女性の日常に、あり得ない出来事がさざ波のごとくわき起こる―(119分)。

 頼りなげでいながら、飄々としたたくましさを併せ持つ主人公ルイを、「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」(08年)、「ノン子36歳(家事手伝い)」(09年)などの坂井が演じた。共演には加賀まりこ、藤竜也、西島隆弘(AAA)、さらに余貴美子、平泉成、萩原聖人、鈴木砂羽、田山涼成、塩見三省らが出演している。10月2日(土)よりシネスイッチ銀座、新宿ピカデリー他にて全国ロードショー。

 この一般試写会は、メディカルコスメスキンケア・化粧品通販のドクターシーラボの主催で開催された。冒頭、同社マーケティング部副部長の柴野明子氏が登壇し、「当社はスキンケアを通して毎日の肌、生活、人生を豊かにしてもらいたいと願っております。この作品も、複雑な生活の中で毎日のスープが幸せをもたらせてくれます。映画と商品を通してより人生を豊かにしてもらえたらと思い開催させて頂きました」と挨拶。

 続いて登壇した坂井は、「これまでは悩んでとどまっている時間も大事なのではないかと思っていましたが、この作品に出演し、結婚もして、自分で一歩踏み出さないといけないと思うようになりました。とてもやさしい映画で、あたたかい気持ちになれる作品です。シンプルに生きるとは、自分の心を見つめ直し、自分に素直に生きることだと思います」と語り、仕事への取り組みや、スキンケア法などプライベートでも〝輝き続ける〟理由と秘訣を明かした。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。