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「十三人の刺客」、役所ら会見

【FREE】「十三人の刺客」、役所ら会見

2010年08月19日
 東宝配給「十三人の刺客」(製作:テレビ朝日+東宝+セディックインターナショナル+電通+小学館+Recorded Picture Company+朝日新聞社+朝日放送+メ~テレ+九州朝日放送+北海道テレビ+Yahoo!JAPAN+TSUTAYAグループ+東日本放送+静岡朝日テレビ+広島ホームテレビ/制作:セディックインターナショナル)の完成披露試写会記者会見が17日、東京・丸の内の東京国際フォーラムで行われ、三池崇史監督、出演の役所広司、山田孝之、伊勢谷友介、伊原剛志、松方弘樹、稲垣吾郎、市村正親、沢村一樹、古田新太、六角精児、波岡一喜、近藤公園、石垣佑麿、窪田正孝の総勢15名が登壇した。

 作品は、三池監督をはじめ、日本を代表するスタッフ・キャストが結集し、圧倒的なスケールとリアリティを追求して作り上げられた本格時代劇エンターテインメント大作。史上最凶の暴君の暗殺という幕末最大の密命〈ミッション〉を遂行する為に選ばれし13人の男たちと、主君を守る300人を超える軍勢との知力を尽くした想像を絶する戦いが描かれる(141分)。

 原作は池宮彰一郎。脚本は天願大介。音楽は遠藤浩二。オフィシャル・コンセプトソングはEAGLESの「DESPERADO」(ワーナーミュージック・ジャパン)。そして、共同プロデューサーは中沢敏明とジェレミー・トーマスが手掛けた。「第67回ヴェネチア国際映画祭」のコンペティション部門に正式出品される。9月25日(土)より全国東宝系にてロードショー。

▼三池監督 男ばかりですみません。でも、さわやかな映画です。ただ、生きていれば、斬られれば血は出ますよね(笑)。思った通りの映画だと切なくなってくるので、映画って結構刺激になるんだと、ワクワク期待して映画館に来て欲しい。みんなの心の中にこの作品を刻みたい。SMAPの見方が変わると思います。

▼役所広司 三池監督のもとに、素晴らしいスタッフ・キャストが集まって作り上げました。自分も出ているが本当にハラハラ、ドキドキして、次に何が起こるのかわからない。エンドロールに三池監督の名前が出た時は、試写室で拍手が出たほど。何かに向かって命がけで戦う男たちの絆は、文句なく楽しめると思います。

▼稲垣吾郎 凄い役(史上最凶の暴君)をやらせてもらって本当にビックリ。監督には好き勝手にやってくれと言われ、“狂気”みたいなものをボクなりに理解して演じたので、上手く演じられていれば嬉しい。三池監督が悪役の世界に誘ってくれました。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。