閲覧中のページ:トップ > 映画ニュース >

「ウルトラマン~」小柳ら製作発表

【FREE】「ウルトラマン~」小柳ら製作発表

2010年08月10日

 松竹配給「ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国」の製作発表会が8日、ラゾーナ川崎プラザで行われ、脚本も手掛けたアベユーイチ監督、劇中衣装をまとったキャストの小柳友、濱田龍臣、土屋太鳳の他、ウルトラマンゼロら劇中キャラクターが登壇した。

 同作品は、ウルトラマンシリーズ45周年記念作品。前作(09年12月公開)で初登場したウルトラセブンの息子・ウルトラマンゼロが、冒険の中で出会う仲間たちとともに成長していく物語。前作でゼロに倒されたウルトラマンベリアルが“銀河皇帝カイザーベリアル”として復活、ゼロはベリアル率いる銀河帝国との戦いに挑む。小柳は、惑星アヌーでベリアルの侵略から仲間たちを救い、瀕死の重傷を負う青年ラン役を演じる。ランはゼロと一体化するという設定。ランの弟ナオを濱田が、惑星エスメラルダでベリアルの攻撃から一人生き延びたエメラナ姫を土屋が演じる。

 今回は、ウルトラマンではない新たなヒーローの登場にも注目。製作発表会では2人の新ヒーローが披露された。鏡の騎士・ミラーナイトは、鏡と反射する光を操る、2次元世界から来た英雄。一方、炎の戦士・グレンファイヤーは、炎を自在に操る宇宙海賊の用心棒。これら新ヒーローは、1970年代に円谷プロで制作された特撮TV番組「ミラーマン」「ファイヤーマン」をモチーフに創出された。

 物語の舞台が“地球ではない未知の宇宙の星々”であることから、異世界を再現すべく、雄大な景観を求めたロケを敢行。阿蘇山麓の火口付近(熊本)、北九州市の採石場(福岡)、カルスト大地の草原が広がる秋吉台と鍾乳洞・秋芳洞(山口)で、7月下旬から2週間にわたりロケ撮影を行った。企画・制作は円谷プロダクション、製作は「ウルトラマンゼロ THE MOVIE」製作委員会(円谷プロダクション、松竹、バンダイ、バンダイビジュアル、バンダイナムコゲームス、バンプレスト、電通、電通テック、小学館、ドワンゴ・ミュージック)。12月23日(木・祝)より新宿ピカデリー他全国RS(180スクリーン予定)。

▼アベユーイチ監督 鍾乳洞は蒸し暑く、阿蘇の山では霧に巻かれるなど、撮影は大変だった。作っている者もビビるくらい、新しいものが詰まっているので、期待してほしい。

▼小柳友 僕の中にゼロが入ってきて、ゼロと僕が重なる設定なので、毎晩DVDを見てゼロの研究をしたが、監督からなかなかOKが出なかった。大人が楽しめる、そして子供に夢を与えられる作品にしたい。

▼濱田龍臣 ウルトラマンが大好き。映画に出られて嬉しい。

▼土屋太鳳 この衣装を着たことで、役に近づくことができた。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。