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宇治茶監督最新作、ブエノスアイレスで受賞

【FREE】宇治茶監督最新作、ブエノスアイレスで受賞

2018年04月25日
 吉本興業製作、KATSU‐do配給『バイオレンス・ボイジャー』がアルゼンチンのブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭コンペティション部門で世界初上映され、現地時間22日のクロージングセレモニーで審査員特別賞を受賞した。

 同作は、京都出身の宇治茶監督がひとりで構成・監督・編集を手掛けた、アニメと漫画をコラボさせた“新型ゲキメーション”。日本の山奥の村に住むアメリカ人少年のボビーは、数少ない友人のあっくんと飼い猫のデレクを連れて、村はずれの山に遊びに出かける。その道中、娯楽施設「バイオレンス・ボイジャー」と書かれた看板を見つけた彼らは、その施設を目指すことに。しかし、その施設は、とんでもないところだった――。

 同映画祭での受賞に際して宇治茶監督は、「映画が完成した時、まさか地球の裏側で上映されることになるとは思ってもいませんでした。上映されると、南米であんなにもお客さんの大きな笑い声が起こるとは思いませんでした。そしてまさか賞をいただけるとは想像もしていませんでした。その他も、ブエノスアイレスで体験した全てに驚きです」とコメントしている。

 ボイスキャストは、悠木碧、ココリコの田中直樹、藤田咲、田口トモロヲ、小野大輔、サバンナの高橋茂雄。制作はA‐toys、KATSU‐do。2019年公開。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。