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エクセレント『おみおくり』完成披露に高島

【FREE】エクセレント『おみおくり』完成披露に高島

2018年03月16日
 エクセレントフィルムズ制作・配給『おみおくり』(配給協力:トリプルアップ)の完成披露試写会が14日、有楽町スバル座で開催され、キャストの高島礼子、文音、渡部秀、風谷南友、主題歌を担当した2VOICE、監督の伊藤秀裕が登壇した。

 7つのお別れのエピソードを通して自らの心を解き放っていく女性納棺師の姿を描いた作品。完成披露の日、女性納棺師役の高島は、「人が亡くなるとその段階でお葬式の準備に入る。ご遺族にはやることがたくさんあり、ご遺体が放っておかれることがある。その間に、大切なご遺体を綺麗にしたり、大切な人に代わってご遺体を管理したりするのが納棺師の仕事」と役柄を紹介し、「大切な職業だが、後継者も減っている。作品を通じて、このような職業があることに興味を持っていただければ」と語りかけた。

 伊藤監督は「7つのお葬式に7つの人間ドラマ。お葬式という舞台に集まった人たちのドラマ」と作品をアピール。高島も「泣けるところはふんだんにあるが、泣いてほしいだけの映画ではなく、基本的に楽しんで観てもらえれば。大切な人を亡くすのは悲しいこと。映画を通してお葬式に関する知識を自分の中の引き出しに入れてもらえれば嬉しい」と締め括った。

 『おみおくり』は24日より有楽町スバル座他全国順次公開される。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。