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『シューマンズ~』、伝説的バーマンが来日

【FREE】『シューマンズ~』、伝説的バーマンが来日

2018年03月08日
左からシューマン、菊地 左からシューマン、菊地

 クレストインターナショナル配給のドイツ発ドキュメンタリー映画『シューマンズ バー ブック』の被写体となった伝説のバーマン、チャールズ・シューマンが来日、6日の東京ドイツ文化センターでの一般試写前にトークを行った。また、特別ゲストには音楽家で文筆家の菊地成孔が登壇した。

 シューマンが91年に刊行した「シューマンズ バー ブック」は世界中のバーでバイブルとされている。世界を放浪した後、82年ミュンヘンにオープンした「シューマンズ バー」は爆発的人気のバー。彼は76歳になった今でもバーに立ち続けている。今回のドキュメンタリー映画は菊地によれば、「マエストロ(シューマン)がどれだけカッコいいか、それに尽きる映画」と同作の魅力をシンプルに表した。

 「上映後は皆さん是非、お酒を飲みに行ってください」と挨拶したシューマンは、バーの特長について、「バーマンは人々に喜びをもたらすことができる存在。そうしたことを、映画を撮りながら考えていた。よくバーマンを観察し、コミュニケーションをとってみてもらいたい」と振り返った。

 『シューマンズ バー ブック』は4月21日よりシアター・イメージフォーラム他全国順次公開される。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。