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アークE、太秦『生きる街』、夏木ら挨拶

【FREE】アークE、太秦『生きる街』、夏木ら挨拶

2018年02月03日
 アークエンタテインメント、太秦配給『生きる街』の完成披露試写会が1日、東京・富士見の神楽座で行われ、監督の榊英雄、主演の夏木マリが舞台挨拶を行った。

 同作は、東日本大震災で平穏な日常を奪われた人々が、家族や故郷の尊さを改めて感じながら、前を向いて懸命に生きていく姿を描いた作品。撮影は、被災地である宮城県石巻市の小さな街で行われた。被災者支援ライブを行うなど復興に尽力してきた夏木は、「今回、民宿に2週間泊まらせて頂いたが、そこのおばさんからも、復興の支援の落差で近所の仲が悪くなったりとか、私たちが気付かなかったことを色々教えて頂き、役作りの参考にさせて頂いた」と述懐。また、方言にはかなり苦労したという夏木は「私たち俳優にとっては、方言をマスターすることが一番時間のかかる作業。でも、地元の方がご覧になって、言葉のニュアンスが引っ掛かって物語に入っていけないと嫌だなと思ったので、そこはがんばりました」と自信のコメントを寄せた。3月3日(土)より新宿武蔵野館、ユーロスペース、イオンシネマ石巻ほか全国順次ロードショー。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。