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東映アニメ、サウジで静野監督のアニメ制作

【FREE】東映アニメ、サウジで静野監督のアニメ制作

2018年01月25日
 東映アニメーションと、サウジアラビアのマンガプロダクションズは、サウジと日本がコラボするアニメ映画の制作をスタートした。このコラボ企画は、『名探偵コナン』『GODZILLA 怪獣惑星』等を手掛ける静野孔文監督、「ポケモン」「イナズマイレブン」シリーズの脚本家・富岡淳広をスタッフに迎えたもの。

 昨年11月リヤドで開催された「ミスク・グローバル・フォーラム」で両社が今後いくつかのアニメ作品を共同制作していく提携を結んだことから始まった。すでにサウジの民話をアニメ化した「キコリと宝物」は完成し、アラブ地域と日本での放映が控えている。

 今回スタートした映画制作は、両社のコラボ第2弾。現在、日本・サウジのチームが構想を練っている最中で、ストーリーが具体化した後、サウジでロケを行う。100分の劇場用アニメ映画で、新しく出来るサウジの映画館で上映される。

 マンガプロダクションズCEOのブカーリ・イサム氏は「今回のプロジェクトで静野氏、富岡氏と一緒に作品を作ることを大変うれしく思う。サウジでは、現地のアーティストとも会って頂く。日本・サウジ間の史上初めてのアニメ映画になるこの作品に大いに期待している。サウジのクリエイターは、日本の映画スタッフと仕事を進めることでアニメの制作過程や技術を学んでいきたいと思う」とコメントしている。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。