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『ザ・マミー~』でVRコンペ、授賞式開催

【FREE】『ザ・マミー~』でVRコンペ、授賞式開催

2017年11月23日
山中慎介(中央)がPR(右は受賞の清水氏、左は金子氏) 山中慎介(中央)がPR(右は受賞の清水氏、左は金子氏)

 NBCユニバーサル・エンターテイメント発売『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』ブルーレイ&DVDリリースを記念して行われていた、VR映像の企画コンペティション「シネマティックVR アイデアコンペティション2017」の授賞式が21日、109シネマズ二子玉川で開催された。

 『ザ・マミー』はトム・クルーズ主演の新作アクション映画。全米公開時に、プロモーションとして制作したVR作品が好評だったことから、日本でもDVD発売時にVRに関連したプロモーションを行うことが決まり、10月14日から3週間、VRの作品企画を公募。短い期間だったにも関わらず38作品の応募があり、その中から優秀な作品を、DVD発売イベントと絡めてこの日発表した。

 優秀アイデア賞は、フリーランスの映画監督である清水健斗氏が企画した「永遠の8ビート」。余命少ない母親の「もう一度旦那とダンスを踊りたい」という願いを叶えるため、VRの力で伝統と思い出を甦らせるという内容。審査員の一人であるROBOTの稲川亮輔氏(プランナー/プロデューサー)は「さすが監督されているだけあって実写化が見えやすい」と授賞理由を述べた。清水氏には賞金20万円が贈られたほか、同作の映像化が確約された。映像完成までの進捗状況は、キャンペーンサイトで随時報告される。また、NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン賞として田中孝之氏、奨励賞として金子俊一氏の企画も受賞した。審査は稲川氏のほかに、109シネマズ二子玉川の横田浩司(総支配人)、アイマックスジャパンの髙谷清人(ジェネラル・マネージャー)、デジタルSKIPステーションの井西政彦(営業推進部 副部長兼インキュベートオフィスグループリーダー)、NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパンの杉本光成(マーケティング・マネージャー)の各氏が務めた。

 イベントには、ゲストとしてプロボクサーの山中慎介も登場し、『ザ・マミー』について「映像に驚かされた。1日1本映画を観ている妻でも『すごい』と言っていたし、常にドキドキして退屈する時間がなかった」と絶賛した。22日発売。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。