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「ゴジラ・フェス」1万8千人集客の活況ぶり

【FREE】「ゴジラ・フェス」1万8千人集客の活況ぶり

2017年11月07日
大盛況だった「ゴジラ・フェス」 大盛況だった「ゴジラ・フェス」

 東宝映像事業部は3日、ゴジラ史上初となる「ゴジラ・フェス2017」を新宿の歌舞伎町シネシティ広場で開催。天候にも恵まれ、老若男女、黒山の人だかりが出来る活況となった。

 会場には歴代ゴジラ8体の像が立ち並び、スマートフォンで写真を撮る客の列が絶えなかった。また、子供も楽しめる輪投げやヨーヨー釣りのコーナー、ゴジラをイメージしたフードやドリンクを販売するキッチンカー、ゴジラグッズを販売するコーナーも設置され、ゴジラファンだけでなく、近くを通りかかった一般層も次々と会場に流れ込み、お祭りは終始熱狂的な賑わいを見せた。この日の動員数は1万8036人。一時は入場規制も行い、会場周りを、入場を待つファンの行列が囲む混雑となった。

 会場奥中央にはイベントステージが設けられ、ゴジラシリーズのスタッフらが次々とトークイベントを行い、会場を盛り上げた。18時の回には、『シン・ゴジラ』の樋口真嗣監督、尾上克郎准監督、出演の松尾諭が登壇。松尾は、劇中で主演長谷川博己演じる内閣副官房長官に「まずは君が落ち着け」とペットボトルの水を手渡しする人気シーンの撮影時を振り返り、実は初めにペットボトルを投げつけて長谷川に怒られ、手渡しに変えたエピソードを明かした。また、樋口は、高所恐怖症にもかかわらず、あるシーンの撮影のためにビルの屋上に登って降りられなくなり、高所作業車で降ろしてもらったこと、尾上は、自転車でロケハンしている最中に事故に遭い、時計とメガネが壊れた話など、撮影の裏側を次々と語って客席を沸かせた。また、イベントの後半には、同じく『シン・ゴジラ』に出演した高橋一生も電話出演し、ファンに向かって感謝の言葉を述べた。トークイベント前には、会場に設置されたイルミネーションゴジラの点灯式や、隣接するVRゾーン新宿の壁面を使ったゴジラのプロジェクションマッピングも行われ、フェスの会場を彩った。

 なお、11月12日(日)には『シン・ゴジラ』が地上波(テレビ朝日)初放送され、17日(金)にはアニメーション映画『GODZILLA 怪獣惑星』が公開される。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。

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